エコ×エネ体験ツアー 水力編@奥只見高専・大学生ツアー 2017年ツアーレポート
水力編@奥只見高専・大学生ツアー3日目
6:00
朝の散歩~行動化へのディスカッション
あっという間に最終日!朝散歩からスタートです。あいにく小ぶりの雨ですが、雨の奥只見の一面も体感しながら歩いていきます。
出発前にまずはストレッチ。
動物たちのごちそうのアケビも見つけました。
草笛にもトライ。うまく吹けるでしょうか?
進んでいくと、池が見えてきました。2日目にやっさんから聞いた「エコパーク」ですね。今回はさな坊とやっさんの解説でエコパークをじっくり観察しました。
「ヨシ」の穂です。手触りふかふかで、個人的にはお気に入り。
朝食を食べたあとは、時間をかけてディスカッションの時間です。
でも大事な話しあいは、場が温まらないとうまく進められません…そんな時は!毎度おなじみのドクターとその仲間たちが登場。今度は「劇団・尾瀬三郎」としての登場。
尾瀬三郎にまつわるエピソードを劇でご紹介!
劇団員は皆さんにご協力いただきました。
盛り上がったところで、始めていきましょう。2日目に考えた「エコ×エネ社会」を実現するために、どんな行動が必要でしょう?まずはお互いの「エコ×エネ社会」を見せ合いながら、グループをつくります。
同じ意見でなくても、一緒に話したら面白そう!とピンときたらグループ結成。
次に、エコ×エネ社会を実現するための「行動」を考えていきます。ますやんの言っていたように「評論家」に終わらないよう、意識して話し合います。
スタッフも一緒に混ざります。
約2時間のディスカッションですが、話しているとあっという間に時間が過ぎていきました。
他の班はどんなことを話しあったのでしょうか。発表の時間です!
12:00
エコ×エネ宣言
「エネルギー」と「環境」をテーマに、こんなにも話し合いに時間をかける機会は無いかと思います。さらには異なる専攻・考え方を持った人たちと一緒です。お互いの意見に触発されつつ、考えをまとめ、終わった後は達成感が見られたような‥!
最後は一人一人「行動宣言」をブナの木を模した紙に書きました。理想の社会を語って終わりではなく、「卒業までに○○する!」という地に足の着いた目標を考えます。
午前中いっぱいを使ったディスカッションと発表、お疲れ様でした。スタッフも愛する、緑の学園名物のカレーです!おかわりが進みます。
3日間を共にしたメンバーで記念撮影。
初登場?緑の学園の館長からも熱いお別れ!
3日間過ごすうちに愛着もわいてきた奥只見に別れを告げ、バスは帰路へ。越後湯沢駅で解散です。 参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
このツアーでの出会いや体験が、今後の皆さんの学生生活・社会人生活で役に立つ日が来ると嬉しいです。来年もたくさんの学生の方が、このツアーで発見や出会いをしてくれることを祈っています!
プログラムアドバイザーによるコメント
エコ×エネ体験プロジェクトでは、環境教育や企業の社会貢献活動に詳しい社外有識者にプログラムアドバザーとして参加していただいています。
駒澤大学 教授
李 妍焱
初めてのエコ×エネツアー、学生たちと同じ目線で参加しました。…
■エネルギーについてきちんと学びたいと思い参加したのですが、エネルギーはもちろん様々な分野のことを、視野を広く、つながりを持って知っていかなくては!と思いました。
■同じ年代の違う地方に住む学生や他大学の学生と関わることができ,いろんな意見や考えに触れることができてよかった.
■自然の中に足を踏み入れたからこそ感じることができたこと、様々な人と話したからこそ生み出された考えは自分の財産となりました。この経験を無駄にせず、これを機に学生生活の間に様々なことに挑戦したいと考えます。
■ツアーに参加して環境教育や発電のことだけではなく、全国から来た大学生や大人の方々の話をたくさん聞けてとても自分の視野が広がりました。自分の中で意識改革ができて、とてもいい経験ができました。
■実際に発電所の中に入れたことで、 学んできたものがどのように使われているほんの少しわかった。
また、出身の異なる学生と話すことができ、あらたな価値観を知ることができた。
■現代の私たちの生活には当たり前のようにある電気ですが、それを作るには多くの人の知恵や協力が必要不可欠であると肌で感じたので、ただの電気の消費者で終わるのではなく、このツアーでの体験を後輩や知り合いに伝えようと思いました。
■森の体験プログラムやエコパーク散策を通し、エコは実体験を通じてこそ感じるものも多くなると思いました。