エコ×エネ体験ツアー 水力編@奥只見学生ツアー 2018年ツアーレポート
水力編@奥只見高専・大学生ツアー2日目
8:20
森の体験プログラム~自然を体感~


おいしい朝食でしっかりパワーをつけた後、銀山平の森へ向かいます。天候にも恵まれ、すがすがしい朝の空気とともに2日目がスタート!

森の入り口の広場まで歩いていくと、大きな「尾瀬三郎」の石像がお出迎え。奥只見と深いかかわりのある尾瀬三郎の伝説について、ドクターとともに、選ばれた学生さんたちが劇でわかりやすく解説してくれました。


森に入る前に、さらにもう一つお楽しみが。なんと葉っぱを使った「じゃんけんゲーム」です。大きさや色、形や香り、手ざわりなど、いろんなテーマに沿って選んだ葉っぱを2人1組で互いに比べ合って遊びます。







さあ、いよいよブナの森に足を踏み入れます!気持ちのいい空気を感じながら、森の中を進んでいきます。


ブナの実、見っけ!(右)






11:00
まとめのワークショップ ~森と水と電気のつながりを学ぶ実験~
最後はドクターの「まとめのワークショップ」の時間です!手作りの実験道具と、森に入る前に汲んだ水を使って、「森と水と電気のつながり」の秘密を解き明かしてくれます。

12:10
昼食とエコパーク散策、座学~環境教育概論~
森を出たら、待ちに待ったお昼の時間!森の中でたくさん遊び、学んだのでお腹もペコペコ!外で食べるご飯って、なんでこんなにおいしいのでしょうか?!




お昼が済んだら、緑の学園・教室棟に移動して「座学」の時間です。机とイス、黒板があって、まるで小学校の教室みたい!

グループに分かれて輪になって座り、これまでのプログラムを振り返って印象に残っていることや疑問点などを、丸い形の模造紙(その名も「えんたくん」!)に書き込んでいきます。


感じたこと、気になったこと、何でもOK!(右)


続いては、環境教育概論の時間です。現役の大学講師でもある ますやんが、環境教育の入り口について教えてくれました。環境問題がなぜ起こるのか?環境教育とは?どのような意義があるのか?黒板を使って丁寧に解説します。




「エコパーク」については、やっさんの担当です。緑の学園の近くにある「エコパーク」の生い立ちとは?その誕生にまつわるJ-POWERの取り組みについて説明してくれました。

講義のあとは、実際にエコパークへ!エコパークの地図に、見つけた昆虫や植物を書き込んでいきます。


いろんな動植物が生息しているんだね!(右)
5:20
特別講義「ドクターの時間」
教室棟に戻ると、ドクターからの特別講義の時間です。隙あらば笑いをとろうとする「ドクター」って、そもそも一体何者?すると、おもむろにDVDが再生され、バラエティー番組「ベストハウス1・2・3」がスタート。そこに特集されているのは・・・、まさかドクター?!
これまで環境問題に対してどのように取り組み、どのような功績を残してきたのか。ドクターの隠された素顔が明らかになります。


7:30
ナイトハイク ~五感で楽しむ夜の散歩~、交流会
夕飯の後はナイトハイクに出かけます。外に出ると、明かりのない夜の世界が広がっています。昼間とは違った表情を見せる奥只見の大自然。耳を澄ますと、川の音や虫の声が聞こえてきます。
目が暗闇にも慣れてきたころ、地面に寝転んで空を見上げます。雲の切れ間から瞬く星が見え、目を閉じると虫の声や緑が風に揺れる音が鮮明に聞こえます。




■ナイトハイクやブナ林探索など、普段体験できないことを経験出来て有意義な時間でした。
■森や山との水力発電の関りを身を持って体験することができたので、今後はより一層再生可能エネルギーへの理解を深めようと思った。
■ドクターのダンスなどが面白かったです。
■自然にふれあい、知ったことを伝えることの大切さを学んだ。