エコ×エネ体験ツアー 水力編@奥只見大学生ツアー 2016年ツアーレポート
水力編@奥只見大学生ツアー2日目
森の体験プログラム ~自然を体感~
2日目は朝から銀山平の森へ出かけます。朝食でしっかりエネルギーを補給して、いざ出発!
森の入り口の広場に到着すると、「尾瀬三郎」の石像がお出迎え。尾瀬三郎って何の人?実は奥只見にゆかりがある人なのです!その伝説を、ドクター率いる劇団がわかりやすく解説してくれました。
森に入る前にもう1つ。葉っぱを使ったじゃんけんゲームをします。「葉っぱ」と一口に言っても、よく見ると1枚1枚、色も形もにおいも全然違います。そうした特徴を生かしたじゃんけんゲームです。
ますやんから「うるしはかぶれるから触らないように」と注意。
・・・ってますやん触ってるじゃん!!(プロだからかぶれないそう・・よい子はマネしない!)
さあ、森に入る準備が整いました。ブナの森に踏み出しましょう!
森に入ると日差しはやわらぎ涼しくなりました。ブナの葉から差し込む、「木漏れ陽」の優しい光をあびながら、進んでいきます。
まとめのワークショップ ~森と水と電気のつながりを学ぶ実験~
最後はドクターの「まとめのワークショップ」の時間です!森の入り口で汲んだ水はここで出番。手作り実験道具を使って、「森と水と電気のつながり」の秘密を明らかにしていきます。
昼食とエコパーク散策、座学~環境概論他~
さあ森を出て、昼食の時間です!朝早かったからお腹すきましたね。こちらは名物、開高飯!山菜たっぷりのごはんは、作家の「開高健」さんのリクエストで生まれたそうです。
お昼後は、緑の学園・教室棟に移動して「座学」の時間です。黒板や机やいす、小学校の教室そのものです。
まずは皆で丸くなって座ります。これまでのプログラムで思ったことや気づいたことを、丸い模造紙(その名も「えんたくん」)に書いていきます。
つづいては、環境教育概論の時間。現役の大学講師でもある ますやんが、環境問題はなぜ起こるのか?持続可能な社会を実現するためには?一つずつ、話していきます。
「エコパーク」の時間は、さな坊が担当しました。緑の学園のそばにある「エコパーク」はなぜ作られたのか?奥只見発電所増設工事の際、実際に現場で調査をしていたさな坊が、その経緯を説明しました。
講義を聞いたら、実際にエコパークに行ってみよう!ビンゴをしながら、エコパークに生息する動植物を発見していきました。
特別講義「ドクターの時間」
教室棟に戻った後は、ドクターからの特別講義です。一体なぜ「ドクター」と呼ばれているのか?
詳細は明らかにされないまま、DVDがスタート。・・・なんということでしょう、TV番組「ベストハウス1・2・3」にドクターが特集されている!
環境問題に対してどんな風に研究、そして行動に取り組んできたのか・・・ドクターの隠された情熱が明らかになります。スタッフのやっさん・あさちーもこのDVDを見るのは初めて。ドクターはただのギャグ好きなおじさんではなかった…と脱帽したのでした。
ナイトハイク ~五感で楽しむ夜の散歩~、交流会
夕飯が済んだらナイトハイクの時間!明かりの無い夜の世界に足を踏み出します。何度も通った道もなんだか違う風に感じます。耳を澄ますと、水の音・虫の声が鮮明に聞こえてきます。
だんだん感覚が暗闇に慣れてきました。グラウンドに寝ころび空を見上げると…
「空から降るような」満天の星空!!流れ星も1つ、2つ…ずっと見ていたい美しい景色でした。
2日目の夜もこうして更けていきます・・・