エコ×エネ体験ツアー 水力編＠奥只見大学生ツアー 2014年ツアーレポート
水力編＠奥只見大学生ツアー2日目
森の体験プログラム ～自然を体感～
２日目は、朝から銀山平の森へ出かけます。今日は真っ青に晴れました。バンザイ！バンザイ！銀山平へついたら、いきなりペットボトルで水を汲みだします。
この地ゆかり尾瀬三郎の伝説を、学生も参加した劇団が演じて楽しく学びます。文化や歴史も学べるのが、エコ×エネ体験ツアーなんです。悲劇の恋物語が劇団によって演じられます。でも悲劇なのになぜか、笑いがつまった時間です（笑）
五感を使った葉っぱじゃんけんで、森へ入る前のウォーミングアップ。はっぱを五感で感じるのが、ポイント！「はっぱっぱ！」の声がとびかう葉っぱじゃんけん。気持ちいい一時です。
そしていよいよブナの森へ。「一筆入魂」では森で過ごした時間を漢字一文字で表したり、森の中で自然をたっぷりと感じて眠ったり。普段は絶対に味わえない素敵な体験です！自然大好きなキープ協会・おののから、いろいろな木や虫にまつわる話をしてもらっています。
- 森の体験プログラムでは、ブナの木に寄りかかって眠ったのがとても気持ちよくて、そこから見上げたときの木々の間から見えた空、どこからか聴こえてきた鳥の声が最高に気持ちよかった。
まとめのワークショップ ～森と水力発電所のつながりを学ぶ実験～、その後、昼食と座学～環境概論 他～
森の中、最後はドクターがまとめのワークショップとして、さきほど水を組んだペットボトルの手作り器具を使い、実験を行います。ここで「森と水と電気のつながり」の秘密が解き明かされます。
続いて、こちらもエコ×エネ体験ツアー名物となりつつある、作家・開高健のアイデアが生かされているというお弁当。すごくおいしいですが、なんどドクターが2杯たいらげました。ちょっと食べすぎです！！！！
お昼後は、緑の学園 教室棟に移動しての「座学」の時間！ これは･･････眠気との戦いでもあります！とはいえ、そこは、現役の大学講師、ますやんの特別講義。環境問題が解決された社会とは、をみんなで話し合って眠気もふっとびます。
- 環境問題のない社会とはどんな社会か、という問いを出されたときに、みんなが出した答えがほとんどかぶっていなかったことに感心した。
他の人の考えを見てみると、自分が考えてもいなかった視点から物事を考えていてとても勉強になった。
「エコパーク」プレゼン～散策、特別講義「ドクターの時間」
これまでの「座学」を振り返りつつ、「エコパーク」についての学びの時間です。 この時間は、さな坊とちーぼーが担当しました。最初の座学では、エコパークのつくられた背景や、生息動物などの説明がさな坊からありました。続けて実際のエコパークへ。エコパークでは、４人一組となり、パーク内の生物や構造物を探し出すビンゴゲームを行います。ところがここでハプニング。なんと急に雨が降り出したのです。そのため、トンボや鳥、虫の声が少なく、少しさみしかったです（涙）。でもその分、滝の音や、ブナの苗など自然に目を向けられたと思います。カエルを発見したグループもありました。（「さな坊、ちーぼー、ドンマイです！」 byきんちゃん）
続けて、緑の学園に戻り、ドクターの特別講義です。何かひとりだけハイテンションで、怪しい踊りを披露するこのおじさんの正体とは･･･一体！？ テレビ番組『ガイアの夜明け』のDVDが進むにつれて、学生さんたちの表情が変わります！ ドクターの話を聞いて、「社会貢献とは何か ？」「自分に何ができるのか？」といったことが学生さんのアタマの中に浮かんできたみたいです。
ナイトハイク ～五感で楽しむ夜の散歩～、交流会
夜になるとナイトハイクの時間です。今夜9/9は偶然にもスーパームーンの日。スーパームーンとは月が地球に最も近づいたときに、満月もしくは新月の形になった状態を指します。このスーパームーンの中、真っ暗の世界へ踏み入れたみなさんは、五感がいつも以上に研ぎ澄まされていました。奥只見で見たスーパームーンは、一生の思い出になったでしょう。
“緑の学園”に戻ってくると、交流会の時間です。この頃になるとみんなとっても仲良しです！そして、一躍一番人気となったドクターに、みなさん質問攻めでした。名残り惜しそうに２日目の夜がふけていくのでありました。
- ナイトハイクは、夜空がきれいで、ふくろうの鳴き声も聴けたり、レジャーシートで座ってゆっくりした時間がとても落ち着けて心地よかった。私は朝の散歩も参加したのですが、夜との植物の違いや新しく学ぶことも多く、都会では味わえない経験が本当に新鮮で、ナイトハイクと朝の散歩は深く印象に残ったし、良い思い出になった。
