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三重県 北山川電力所 地域共生活動等 近畿

丸山千枚田田植え

2009年5月17日、三重県熊野市紀和町にある丸山千枚田で「田植えの集い」が行われ、J-POWERグループ北山川地区、西日本支店・カンパニーから、グループ社員ご家族も含め有志27名が参加しました。
丸山千枚田とは、紀和町丸山地区の山腹に古来より開かれた日本有数規模の棚田で、日本の棚田百選にも選ばれている文化的にも貴重な景勝地です。地元ではこの棚田を維持するべく平成8年にオーナー制度を発足し、J-POWER北山川電力所と西日本支店もオーナーの一員となっています。

斜面いっぱいに広がる千枚田
※丸山千枚田についての詳細は紀和町ふるさと公社ホームページをご参照ください(/)。

田植えの集いは、稲刈りとともに、千枚田の日常の管理を受け持つ「紀和町ふるさと公社」主催でオーナーを招いて毎年開催されており、J-POWER グループからも毎年二十数名が参加しています。前日の16日から西日本支店・カンパニーのメンバーが現地入りし、北山川地区のメンバーと合流して前夜祭で英気を養いました。

当日は曇り空の中、8時に熊野寮をマイクロバスで出発し、千枚田へ。途中からは車2台が擦れ違うのがやっとという細くうねった道を登り、40分程で千枚田の頂に到着すると、目の前には斜面いっぱいに築かれた棚田が広がっています。天気はあいにくの小雨模様に変わっていましたが、予定通り田植えは決行。雨合羽を羽織って目的の棚田まであぜを下っていき、ふるさと公社の係の方から苗を受け取った後、みんなで一斉に植え始めます。

田んぼの表面には均等に稲を植えられるよう格子状に線が引いてあり、それに従って手で植え付けていきます。何度も参加していて慣れた手つきの人もいれば、ぬかるみに足元を取られてバランスを崩しながら何とか植えていく人も。経験者から初参加の人へ、1ヵ所に同時に植える本数や、しっかり苗が根付く植え方をアドバイスするなど、長く活動を続けてきた歴史がうかがえました。

およそ1時間で田植えは無事完了しました。今回植えた稲は、稲刈りの時期までふるさと公社の皆さんのお世話になります。それまで健やかに育つよう祈りながら、棚田を後にしました。

雨の中の田植えとなりました
作業を終えみんなで記念撮影
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