事業情報

火力発電事業

火力発電事業について

石炭は世界中に広く分布し、埋蔵量が豊富で、供給が安定している重要な資源です。現在、日本の3割、世界の4割の電力は石炭火力でつくられており、引き続き活用されていくものです。

J-POWERは、半世紀以上にわたり石炭火力のリーディングカンパニーとして技術を磨いてきました。次世代の低炭素技術の研究開発など未来を見据え、これからも日本と世界のエネルギーの安定供給に貢献していきます。

石炭火力発電

磯子火力発電所

J-POWERの石炭火力発電の歴史は1963年の若松火力発電所(現若松総合事業所・若松研究所(北九州市))に始まり、この半世紀以上にわたり、高効率化と環境保全対策により石炭火力の環境負荷低減に努めてきました。

2002年4月に新1号機、2009年7月に新2号機の運転を開始した、磯子火力発電所(横浜市)では最先端の石炭火力技術の導入により、世界最高水準の環境保全対策と発電効率を実現しています。

今後も、設備の適切なメンテナンスやリプレース、新規建設を通じて、クリーンで高効率な石炭火力発電所を展開してまいります。

石炭火力発電所の環境保全対策

乾式脱硫装置(磯子火力発電所新2号機)

J-POWERの石炭火力発電所では、運転に伴う地域環境への影響を少なくするよう、最新の技術と知見により、大気汚染防止、水質汚濁防止、騒音・振動防止等の環境保全対策を講じています。

最新の磯子火力発電所新1・2号機では、乾式脱硫脱硝システム(乾脱:ReACT※)等を採用。これにより、大気汚染物質を主要先進国の火力発電と比較して一桁低いレベルにまで抑え、世界トップレベルの環境性能を誇っています。この乾脱に関するエンジニアリング事業は、グループ会社のジェイパワー・エンテック(株)が行っています。

  • ReACT:Regenerative Activated Coke Technology
脱硫脱硝

石炭火力発電の高効率発電

J-POWERの石炭火力発電所は、高温・高圧で発電するための技術(超々臨界圧:USC※)をいち早く導入し、高効率運転の維持に努めてきました。磯子火力発電所をはじめ、各時代の最先端技術を採用することで、世界最高水準の熱効率を達成しています。効率向上により、発電電力量あたりのCO2排出量を削減することができます。

また、火力発電設備の熱効率は高経年化により低下しますが、適切な設備更新やメンテナンスにより、効率の低下を防いでいます。熱効率の低下を防ぐことで燃料使用量を増加させず、最終的にはCO2排出量の削減につながります。

熱効率推移

石炭灰の有効利用

石炭火力発電所の副産物である石炭灰は、セメント原料、コンクリート混和材等の土木建築材や肥料原料等としてリサイクルしています。

また、グループ会社の開発肥料(株)では石炭灰を利用した肥料の生産・販売を行っています。

石炭有効利用の内訳(2016年度)

バイオマス混焼

バイオマス燃料である木質チップなどを 活用する松浦火力発電所(長崎県)

J-POWERでは、石炭火力発電所でのバイオマス燃料の混焼を行っています。CO2フリーのバイオマス燃料を石炭火力で混焼することで、石炭消費量の低減を図り、CO2排出量を削減することができます。

特に、高効率で優れた環境設備を有するJ-POWERの石炭火力で混焼することにより、より効率的かつクリーンなバイオマス資源の利用が可能となります。

新規電源の開発

新1号機完成後の竹原火力発電所(予想図)

現在工事が進む竹原火力発電所新1号機(広島県)は、既設1・2号機を廃止し、同容量(60万kW)の最新鋭石炭火力発電設備を建設する計画(リプレース)です。最新鋭の発電技術である超々臨界圧ボイラを採用することにより、国内最高水準の発電効率を見込んでおり、石炭消費量の低減を通じ、CO2排出量を抑制、大幅な低炭素化を実現します。

J-POWERはこれらプロジェクトを通して、石炭火力発電所の高効率化・低炭素化に貢献していきます。

計画

その他火力発電

グループ会社等による発電事業

美浜シーサイドパワー(株)新港発電所(千葉市)

J-POWERは、自社の石炭火力発電所以外にも、グループ会社・関連会社を通じ、ガス火力発電所を含む国内5つの地点で火力発電事業を行っています。

このほかに電力と蒸気の供給を行うオンサイト型のエネルギー供給サービスも提供しています。

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