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再生可能エネルギー 早わかり!

現在、日本の主なエネルギー源である石油・石炭・天然ガスなどの化石燃料は、限りあるエネルギー資源です。
また、化石燃料は使用に伴い地球温暖化の原因となるCO2が排出されますが、近年は環境意識の高まりとともに、
地球に優しいエネルギーへのニーズが高まっています。

J-POWERは、高効率の石炭火力発電技術や、運転中にCO2を排出しない原子力発電の推進により、
それらのニーズに応えようとしています。また60年以上にわたる水力発電事業をはじめ、
地熱発電、風力発電、バイオマス燃料製造など、さまざまな再生可能エネルギー事業を展開しています。

このページでは、再生可能エネルギーとJ-POWERの取り組みを紹介します。

再生可能エネルギーって何?

再生可能エネルギーは繰り返し
使え環境にやさしいエネルギー

再生可能エネルギーとは、資源に限りのある化石燃料とは異なり、一度利用しても比較的短期間に再生が可能であり、資源が枯渇せず繰り返し利用できるエネルギーのことです。

発電時に地球温暖化の原因となるCO2をほとんど排出しないため、環境にやさしいエネルギー源です。

主な再生可能エネルギーの種類

  • 水力
  • 風力
  • 地熱
  • バイオマス
  • 太陽光

なぜ再生可能エネルギーが必要なの?

温室効果ガスの1つである
CO2の削減に有効

世界のCO2排出量は、約210億トン(1990年)から約305億トン(2010年)に増加しています。

世界および日本が将来にわたり持続的に発展するためには、環境にやさしい再生可能エネルギーの導入を進めることが必要です。
2015年7月に発表された「長期エネルギー需給見通し」では、2030年度までに再生可能エネルギーの比率を22~24%に引き上げることとしています。

再生可能エネルギーの比率

※資源エネルギー庁「電力調査統計」および
経済産業省「長期エネルギー需給見通し」より作成

2013年度※2030年度
地熱約0.2%1.0~1.1%
バイオマス約2.2%3.7~4.6%
風力約0.5%1.7%程度
太陽光約0.1%7.0%程度
水力約7.8%8.8~9.2%程度
合計約11%22~24%程度

※2013年度の比率は、電力調査統計(資源エネルギー庁)より作成

エネルギー自給率向上のために必要

日本のエネルギー供給のうち、石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料がその9割以上を占めており、そのほとんどを海外からの輸入に頼っています。日本のエネルギー自給率はわずか6%と、諸外国に比べてもとても低い数値です。

世界のエネルギー需要は急速に増えており、現在94%を海外からの輸入に頼っている日本にとっては、安定したエネルギー源の確保は大きな課題であり、その多くが純国産エネルギーである再生可能エネルギーの活用が期待されています。

主要国のエネルギー自給率(2014年)

IEA「WORLD ENERGY BALANCES (2016 edition)」より作成

J-POWERの再生可能エネルギーへの取り組みは?

エネルギー源の多様化
低炭素化に向け、積極的に拡大中

J-POWERは、1952年の設立以降全国で60か所以上開発してきた水力をはじめ、設備出力シェア全国2位の風力、40年以上の運転実績のある地熱など、再生可能エネルギーの利用拡大を推進しています。

J-POWERグループの
再生可能エネルギーへの
取り組み

86ヵ所

900万kW

J-POWERグループの
水力発電所

61ヵ所

857万kW

J-POWERグループの
風力発電所

22ヵ所

44万kW

J-POWERグループの
地熱発電所

2ヵ所

※建設・計画中

  • 鬼首地熱発電所はリニューアルを予定
  • 山葵沢地熱発電所は建設中

全国各地で
バイオマス
燃料を製造

国内発電設備出力第2位

国内発電設備出力第2位

※2017年4 月現在

水力発電の特徴とJ-POWERの取り組み

① 水力発電とは

水が高いところから低いところへ流れる時の力を利用して水車を回し、電気を発生させるのが水力発電です。水の流れる量を調整する事で電気の需要変動にすばやく対応でき、かつCO2フリーで発電できるメリットがあります。

国内の豊かな水資源を利用する水力発電は、貴重な純国産エネルギーとして、古くから日本のエネルギー供給源として重要な役割を果たしてきました。

水力発電の仕組み
②J-POWERの取り組み
  • 1.60年以上前から各地で大規模水力を開発
  • 2.全国61カ所で水力発電事業を展開し、設備出力シェアで国内第2位(19%)
  • 3.近年は小水力発電所の開発も実施
奥只見発電所は、一般水力としては国内最大出力を誇ります。
2016年3月末現在
出典:資源エネルギー庁「電力調査統計」より作成
水力発電設備出力シェアは、
国内の約2割を占め、第2位です。
このき谷発電所など小水力発電を推進しています。今まで利用されていなかった水の流れに新たな水車と発電機を設置する小水力の開発を積極的に進めています。

水力発電事業の詳細はこちら

風力発電の特徴とJ-POWERの取り組み

① 風力発電とは

風の力で風車を回し、その動力を発電機に伝達して電気を発生させるのが風力発電です。
昼夜を問わず発電でき、発電時に地球温暖化の原因となる温室効果ガスを排出しないというメリットがあります。

風力発電の仕組み
②J-POWERの取り組み
  • 1.全国20カ所以上で風力発電事業を展開し、設備出力シェアで国内第2位(13%)
  • 2.新規地点開発、研究開発による稼働率の向上
  • 3.洋上風力の研究を行うとともに、他社と共同で大規模洋上風力発電所の実現に取り組んでいます
布引高原風力発電所は国内最大級のウインドファームです。
2016年3月末現在
出典:日本電力協会資料より作成
風力発電設備出力シェアは、国内の約13%を占め、第2位です。
※2017年3月までNEDOとの共同研究事業北九州市にて西日本初の沖合い着床式洋上風力発電に取り組んでいます。

風力発電事業の詳細はこちら

地熱発電の特徴とJ-POWERの取り組み

① 地熱発電とは

地下に浸透した雨水がマグマの力で加熱されてできた蒸気を利用して電気を発生させるのが地熱発電です。
日本は火山帯に位置するため、豊富な資源があり、天候や時間に左右されず年間を通じて安定供給が可能というメリットがあります。

地熱発電の仕組み
② J-POWERの取り組み
  • 1.40年以上にわたって自然の力で電気をつくり続けてきた鬼首発電所は、設備設計の最適化を行い、リニューアルを予定
  • 2.秋田県では、日本で23年ぶりとなる大規模地熱発電所(山葵沢地熱発電所)を建設中
鬼首(おにこうべ)地熱発電所(宮城県、出力1.5万kW)は、リニューアルの上、2023年の運転開始を予定。
山葵沢(わさびざわ)地熱発電所(秋田県、出力4.2万kW)は、2019年の運転開始を予定。※三菱マテリアル株式会社及び三菱ガス化学株式会社との共同事業

地熱発電事業の詳細はこちら

バイオマス発電の特徴とJ-POWERの取り組み

① バイオマス発電とは

未利用の木材資源や、下水汚泥、一般廃棄物などをリサイクルして作られた燃料を燃焼し電気を発生させるのがバイオマス発電です。 バイオマス発電は、カーボンニュートラル※1という考え方に基づき、CO2の増減に影響を与えないとされています。

※1バイオマス燃料の燃焼時に放出されるCO2は、木材などの植物が光合成により吸収してきたCO2のため、CO2の排出と吸収はプラスマイナスゼロになります。
また生ゴミや下水汚泥も有機物であり、そこに含まれる炭素は元来大気中などに存在していたものです。このような炭素循環の考え方を、カーボンニュートラルといいます。

バイオマス発電の仕組み
② J-POWERの取り組み
  • 1.バイオマス燃料と石炭を混ぜて使用し、石炭火力発電所からのCO2排出量を抑制
  • 2.高効率で環境性能が高い大規模石炭火力発電所の設備を活用できるため、より効率的かつクリーンな利用が可能
  • 3.品質確保や安定調達のため、燃料製造事業にも取り組む
  • 松浦火力発電所
  • 宮崎ウッドペレット内部

上流(燃料製造)から
下流(火力発電所での混焼)
まで一貫して実施

J-POWERの石炭火力発電所におけるCO2削減量は約61,000t(一般家庭12,000世帯分)

バイオマス発電事業の詳細はこちら

J-POWERは技術力を活かし
純国産CO2フリーエネルギーの
トップランナーであり続けます。