エコ×エネ体験ツアー 水力編＠奥只見小学生親子ツアー 2013年ツアーレポート
水力編＠奥只見小学生親子ツアー2日目
朝のお散歩
まだ夕べの曇り空を引きずっていますが、プログラムに支障なし。
６：００～朝の散歩に出かけます。夕べも楽しすぎてあまり眠ってないようですが？？全員元気に散歩へでかけました。奥只見のキレイな空気でリフレッシュ！
朝食が終わればもう、宿舎をチェックアウトです。宿舎から見える奥只見ダムに別れを告げ、一行は銀山平へ向かいます。
森の体験プログラム
銀山平の公園で一行を出迎えてくれたのは、奥只見クイズにも登場した「尾瀬三郎」の銅像です。ドクターを座長とした「尾瀬三郎劇団」の皆さんより、この銅像の由来をききます。
「尾瀬三郎劇団」を見た後は、「はっぱっぱじゃんけん」を行い、ブナの森 へ入るまでの準備運動を行います。
そして、目をつむり周りの様子を想像しながら「目かくし芋虫」でブナの森の中へ・・・。
ブナの森では、「ブナと過ごす時間」として親子二人っきりでブナの木に寄り添います・・・。どのくらいの時間が過ぎたのでしょう？木々のざわめき、風の音、虫の声を聴いているうちにあっという間に時間が過ぎます。
- ブナ林で、ブナの木に横になって空を見上げたことです。空を見上げて静かに過ごしていると、虫や川のせせらぎなど、様々な音が聞こえてきて、感動しました。（親御様）
- ブナの木の上にねた時、せぼねが少しいたかったけれども気持ちがよくて、そのまま３０分くらいそこにねていたら、ねてしまいそうでした。少し目をつぶっていたら、よばれたので、いそいでいきました。（御子様）
まとめのワークショップ ～森と水力発電所のつながりを学ぶ楽しい実験～
再集合したら、ドクターの「まとめのワークショップ」です。前日のダム見学から自然体験。森と水と電気とのつながり・・・？？？エコ×エネ体験ツアーのフィナーレである、実験教室でそのつながりを確かめます。
- 真夏に森の中で本物の雪を触って、ダムの仕組み、森の働きを実験したことがいんしょうに残っています。森とダムにこんな深い関係があるということが良くわかり、自然の大切さを再認識しました。子供にも理解しやすかったと思います。（親御様）
- みんなで実験できて うれしかった。とてもかん単な道具を使って実験ができてすごいと思った。自然の中で実験ができてうれしかったです。ありがとうございました。スタッフさんいろいろな思い出ありがとうございました。（御子様）
ふりかえり ～二日間の体験をふりかえる～
楽しかったエコ×エネ体験ツアーももうすぐ終わりです。最後は、二日間をふりかえりながら、それぞれの想いを「ブナへの手紙」としてしたためます。
２０１３年 エコ×エネ体験ツアー 水力編 奥只見親子ツアー 無事終了！！！！
来年も、たくさんの笑顔をお待ちしています！！！！
- ダムの見学、ナイトハイク、ブナの森、なかなか体験できないことばかり。いろんな説明がスケッチブックに文字や絵で説明があり、子供にもわかりやすかったと思います。実際に体感すること、親子で一緒に共感すること、実験やビデオなど、すごく良かったです。特にナイトハイク、ブナの森で寝ころんで空を見て五感で体感することがすごく良かったです！（親御様）
- 「堅苦しいのでは・・・」と少し心配していたのですが、さすがプロの方々で、苦手な理科のお話を、私たちの「身近」な物に変えて頂きお見事でした。また、自然、特に「山」に触れ合っていない娘はこのツアーに参加して興味を持ちだしたようです。苦手意識がなくなり、この事は娘の人生で本当に良いきっかけ作りになりました。（親御様）
- 最初に見たあの大きなダムにびっくりしました。そして、エレベーターからおりて室内に入ったときのさむさはすごかったです。（御子様）
- 発電所では、わたしたちの所までどういう水の送り方をしているのか、どのような努力をしてとどけてくれているのかをしりました。水はとても大切なので、あまり多くつかわずに、こまめに節電できるようにしたいです。（御子様）
プログラムアドバイザーによるコメント
エコ×エネ体験プロジェクトでは、環境教育や企業の社会貢献活動に詳しい社外有識者にプログラムアドバザーとして参加していただいています。
三陸ひとつなぎ
自然学校柏崎 未来
一番印象に残っていることは夜に実施したナイトハイクで、電気がない生活とはどういうことなのかを改めて考えました。
特定非営利活動法人地球と未来の環境基金美濃部 真光
木漏れ日や星の瞬きを見て、鳥のさえずりや虫が動く音を聞き、流れる水や柔らかな土に触れ、地元食材の料理に舌鼓し、ブナ林の匂いを嗅ぐことで、自然と自然界からの恩恵で成立している人間の生活との関係性を親子で学ぶことができるツアーでした。
