エコ×エネ体験ツアー 水力編@奥只見小学生親子ツアー 2019年ツアーレポート

J-POWER広報室のよーこばです!
8月に実施した、エコ×エネ体験ツアー水力編@奥只見小学生親子ツアーのB行程の様子につきましてご報告いたします。
- ■B日程
- 日程:2019年8月21日(水)~22日(木)
- 参加者数:37名:16組(32名)のご家族とオブザーバー2名、取材3名

水力編@奥只見小学生親子ツアー1日目
JR越後湯沢駅集合
~奥清津発電所&二居ダムへGO!~
皆さんをJR越後湯沢駅にお出迎えしました。外は曇り空ですが、何とかお天気は持ちそうです。おそろいのポロシャツと旗と笑顔がスタッフの目印!


スタッフの元気な声に、参加者も笑顔 (^▽^)/。
全員乗り込んだことを確認し、バスは奥清津発電所&二居ダムを目指して出発!車内はまだ少し緊張気味でしたが、キープ協会の「おのの」が笑顔と明るい声で盛り上げました。車窓から見える田んぼの景色、歴史のお話、後だしOKの“必ず勝てるジャンケン”などでだんだんと緊張もほぐれ、親子との元気な声が響き車内には笑顔が溢れました!

これから向かう二居ダムや奥清津発電所に関するクイズを楽しんでいると、あっという間に到着。エメラルドグリーンの美しい水の色に目を奪われます。

長さ(頂長)280m、高さ87m、標高(満水位)825mのダムの一番上「天端(てんば)」を歩きながら、ダム湖の総貯水量やダムの仕組みを学びます。

昼食
~奥清津発電所へ~
奥清津発電所の会議室に移動し、いよいよお昼ご飯の時間!新潟県の魚沼地区に縁の深い作家で釣り師の開高健さんの名がついた「開高飯」のお弁当。


自然と会話が生まれます。
お腹がいっぱいになったあとは、水力発電の実験タイム。ダムに見立てたペットボトルと水圧鉄管に見立てたホースを使って、水力発電の仕組みを体験しました。

子どもたちが協力して実験!点灯しました!
実験を通して水力発電の仕組みが分かったところで、いよいよ奥只見発電所へ。外に出ると、あいにくの雨。

発電所の体験プログラム
~五感を使って発電所を探検~
いよいよ奥只見発電所の内部に潜入。発電機組立フロア、水車室フロアと次々と現れる初めて見る大きな機械に驚いていました。昼食後に実験から学んだことを振り返りながら、子どもたちは真剣にメモを取っていました。
発電所見学の後は資料館に移動して、親子で記念写真を撮ってシールを作ったり、発電所についての展示説明をよく読んで学びを深めたりして楽しみました。

~奥只見ダムへ~
奥清津発電所を出発し、ダム開発のために作られた18キロのトンネルを含む22キロものシルバーラインをバスで進むと、奥只見湖に到着。人造湖としては日本最大級で、二居ダムとの違いに子どもたちは目を輝かせました。

奥只見ダムの中心は新潟県と福島県の県境です。


夕食
雨脚が強まってきたので、天端の見学は断念し、今夜の宿舎(緑の学園)へ向かいます。。夕食は、地元新潟産の食材を贅沢に使ったおいしい料理。同世代同士、お互いの学校の話題などで盛り上がり、おかわりも続出でにぎやかな夕食でした。

新潟の野菜たっぷりのけんちん汁も大好評!
食べ終わった後には、簡単に自己紹介をしながら、このツアーで楽しみにしていたことなどを話します。スタッフが披露したダンスをみんなで踊ったりもしました。



ナイトハイク
さあ次は、夕食のときにも「行きたい!」と言っている親子が多かった「ナイトハイク」の時間。真夜中の森を歩くなんてワクワク・ドキドキです。キープ協会のおのの、まーりー、ぱりんこのガイドのもと、夜の自然の世界に「おじゃまします」の気持ちを持って進んでいきます。するとホタルの幼虫が光っていたり、虫の声や雨音が聞こえたり…。雨の夜の静寂の中で活動する生き物を五感で感じる貴重な時間になりました。
交流会
宿舎に戻ってからは交流会。親も子どもも、おしゃべりしたり、エコ×エネかるたに夢中で遊んだりしていました。こうして無事に一日目が終了です。皆さん、お疲れ様でした!!


頭に手を置いてスタンバイ!
- 遊覧船から見た森の景色とすれ違った船、ドクターがおもしろく教えてくれた自然の事が印象に残りました。(お子様)
- ナイトハイクでの蛍とカエルが印象的でした。(お子様)
- 葉っぱを透かすと、とてもきれいなのに驚きました。また、ブナの幹に水の道が出来て見れたのは感動的でした。地産地消ということで、地のものを色々と食べられ、とても美味しく、とても満足できました。自然について学び、自然を体験でき、とても楽しかったです。(親御様)
- 正直ツアー前は子どもにツアー内容を説明しても強い興味を持った印象ではなかったですが、生まれて初めてダムを目にした辺りから姿勢が変わったと感じました。理屈ではなく、本物にふれることができた、その説得力に脱帽でした。わかりやすい説明もありがたかったです。(親御様)
- バス内のレクからスタートし、2日目のラストであるドクターの自然にあふれたブナの森での実験教室に至るまで、日常の生活では得難い景色や学び、驚きの連続で1泊2日とは思えないほど充実した体験となりました。2日目の早朝、緑の学園からの散歩で目にした雲海は、生涯忘れられない光景です。(親御様)


