MOX燃料について

段階的なMOX燃料装荷割合の増加

段階的にMOX燃料を装荷してフルMOXにします

  • MOX燃料の装荷は、着実かつ段階的に確認しながら進めるという考え方を基本として、初装荷として3分の1炉心程度以下を装荷し、運転開始後5年から10年程度かけて段階的に全炉心までMOX燃料の装荷割合を増やしていきます。
  • MOX燃料割合:初装荷0〜264体、取替0〜872体(全炉心)
段階的にMOX燃料を装荷してフルMOXにします
<MOX燃料の割合:0〜264体><MOX燃料の割合:872体(全炉心)>

国によるフルMOX-ABWRの検討結果

原子力安全委員会は、フルMOX-ABWRの安全設計、安全評価などについて検討を行い、その結果を取りまとめています。
検討結果の概要は以下のとおりです。

「改良型沸騰水型原子炉における混合酸化物燃料の全炉心装荷について」(平成11年6月 原子力安全委員会)

  • MOX燃料及びこれを装荷した炉心は従来のウラン燃料炉心と同様の設計が可能であると認められる。
  • ウラン燃料炉心に用いている判断基準等並びにMOX燃料の特性を適切に取り込んだ安全設計手法、安全評価手法を適用することは差し支えない。

国による安全審査

大間原子力発電所計画については、原子炉等規制法にもとづいて平成16年3月に原子炉設置許可申請書を提出し、原子力発電所の安全性などについて国による厳格な安全審査が行われ、平成20年4月に原子炉の設置が許可されました。

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