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環境への取組み
■ 環境保全対策

大間原子力発電所の建設につきましては、環境保全のために、下記の対策を講じることとしています。

冷却水の取放水

冷却水の取放水にあたっては、発電所周辺海域の地形・海象などの状況を踏まえ、漁業、海生生物などへの影響の低減を図ります。冷却水は、防波堤内側に設ける取水口から取水します。また、放水は、温排水の拡散範囲を極力抑えるため、西護岸前面海域に設ける放水口から水中放水します。

冷却水量は毎秒91立方メートルで、取水と放水の温度差は7℃以下とします。

緑化計画

発電所の設置にあたっては、土地の改変面積および樹木の伐採範囲を必要最小限にとどめ、極力既存植生の保存に努め、改変する区域の緑化にあたっては、鳥類などが好む食餌植物を取り入れた植栽を行うほか、可能な限り既存植生を考慮した種子吹き付けを行います。

自然景観

発電所の設置にあたっては、適切な緑化を行うとともに、発電所建屋等の配置、形状および色彩についても周辺の自然景観と調和するよう配慮します。

騒音・振動

建設工事中の騒音・振動の主な発生源となる建設機械等は、低騒音型、低振動型の機械を選定するなどの対策を講じ、周辺の生活環境への影響を少なくするよう配慮します。

また、運転開始後における騒音・振動の発生源となる主な機器は、敷地境界から十分離れた場所に設置するとともに、建屋内および強固な基礎上に設置し、発電所周辺の生活環境への影響を少なくするよう配慮します。

水貿汚濁・一般排水

建設工事中の海域工事にあたっては、必要に応じて汚濁拡散防止膜を設置するなどの対策を講じます。陸域工事に伴う排水については、仮設の沈殿池などにより処理した後、排出します。

また、運転開始後の発電所からの一般排水は排水処理装置により処理した後、排出します。

資機材の運搬

陸上輸送にあたっては、関係機関と十分調整を図るとともに、計画的な運行により車両が短期間に集中しないよう配慮します。また、運転者に対する交通規則の遵守、安全運転の励行などの指導および監督を行うとともに、必要に応じて交通監視員を配置するなどの対策を行い、交通安全に努めます。

海上輸送にあたっては、関係機関と十分調整を図るとともに、計画的な運航を行い、漁船の操業や他の船舶の航行に影響がないよう配慮します。

掘削した土砂の処理

掘削および浚渫により発生する土砂は、極力埋立、埋戻しおよび盛土に利用し、残土は敷地内の土捨場に盛土します。

なお、盛土に伴う法面は安定な勾配とするとともに、緑化、飛散防止などの保全対策を行います。

■ 環境影響の評価

大間原子力発電所計画の実施に際し、事前に、周辺環境の現況を調査し、計画に伴う環境への影響などについて予測・評価を行っており、その結果をとりまとめた環境影響評価書について、平成11年9月に通商産業大臣への届出を行い、同月に確定通知を受領しています。

発電所の工事及び供用後においては、環境影響評価書に記載されているところにより、発電所の構築物、設備等を変更する場合も含め、環境の保全についての適正な配慮を行うこととしています。

なお、工事に際し、貴重動植物の保護に万全を期する観点から、事後調査を行っています。事後調査の結果については、地元広報誌への掲載、当社事業所での閲覧により公表しています。