J-POWER エコ×エネ体験ツアー 水力編@奥只見小学生親子ツアー2026年ツアーレポート
遊覧船でダム湖を横断「森の体験プログラム」で自然とエネルギーのつながりを感じる銀山平を目指して出発!
2日目の朝。朝食を終えてチェックアウトを済ませると、遊覧船でダム湖を横断し、銀山平の森へ向かった。深い森に囲まれた奥只見湖の景色を眺めながら、「奥只見ビンゴ大会」で魚や流木、鳥などを探し、船上でのひとときを楽しんだ。









船を降り、尾瀬三郎の像がある広場に向かいました。まずは尾瀬三郎の像の前の広場で「葉っぱじゃんけん」大会を行いました。各自で自由に葉っぱ3枚を選び、対戦相手を見つけ、葉の大きさや長さ、ギザギザの多さなどを比べて勝ち負けを楽しく対決しました。






ブナの森は恵みがいっぱい! 根元でひと休み
4つのグループに分かれてブナの森に向かって歩いていきます。ブナの実、ブナの芽生え、生き物のすみか、キノコ、足元に広がる自然を観察しながら奥へと進んでいくと、雪の重みで根元が曲がった美しいブナ林に到着しました。





親子ペアでお気に入りのブナの木を見つけ、シートを敷いて寝転んで目を閉じる。清々しい空気と静けさを感じる癒しのひとときを過ごした。


土の違いを知り、皆で力をあわせて実験降り積る雪と水がしみ込む「土」のヒミツ
船着き場に戻ると、次は「ドクター」と助手の「ヤミー」による実験教室。森と水力発電の関係について、実験を通して学んでいきます。親子は先ほど探索したブナの森を思い出しながら、水を蓄える森の土の役割について理解を深めました。





豪雪地帯である奥只見では、ブナ林に降り積もった雪や雨が土にしみ込み、地下水となってダム湖へと流れ込みます。参加者は実験を通して、その水が水力発電に利用される仕組みを目で見て、手で確かめました。森が育む「緑のダム」と奥只見ダムのような人工のダム。その両方によって水力発電が支えられていることを実感できる学びの時間となりました。


五感で学んだエコとエネを振り返るつながりがわかった2日間
昼食では、魚沼をこよなく愛した作家・開高健が考案した「開高めし」を味わいました。食後は、「ドクター」の演出による即興劇の時間。演じるのはお母さん、お父さんたちで、題材は、魚沼市奥只見・銀山平エリアに伝わる尾瀬三郎の悲恋物語。子供たちは普段とはひと味違う親の姿を楽しみながら、尾瀬の地名の由来となった物語に耳を傾けていました。

奥只見湖を眺めてランチタイム。ツアーを見守る電気の妖精「でんき犬(けん)」も一緒にパチリ

「ドクター」の演出による尾瀬三郎の悲恋物語

突然の配役にもかかわらず、保護者たちは感情豊かに熱演。子供たちは大爆笑
最後のプログラムは2日間の振り返りの時間。参加者は、森の観察や発電所見学などを通して感じたことを、ブナの葉をかたどった紙に書き込んでいきます。それぞれが静かに思いをつづり、ひと組ずつ発表しました。

「ブナって強くて優しい」「エコとエネがつながっていることがわかった」など、ひとりひとりの思いが込められていました

1枚1枚の葉が、大きな森になりました
戦後の大規模工事で造られた奥只見ダム・発電所が今も暮らしを支え、水力発電が自然の恵みで成り立っていることを学んだ2日間。 帰りのバスでは「てるさん」から、ブナの葉の手紙や皆さんの笑顔に感動したこと、そしていつか成長した皆さんと大学生向けツアーで再会したいという思いが伝えられ、それぞれの思いを胸に奥只見を後にしました。
昼食では、魚沼をこよなく愛した作家・開高健が考案した「開高めし」を味わいました。食後は、「ドクター」の演出による即興劇の時間。演じるのはお母さん、お父さんたちで、題材は、魚沼市奥只見・銀山平エリアに伝わる尾瀬三郎の悲恋物語。子供たちは普段とはひと味違う親の姿を楽しみながら、尾瀬の地名の由来となった物語に耳を傾けていました。



最後のプログラムは2日間の振り返りの時間。参加者は、森の観察や発電所見学などを通して感じたことを、ブナの葉をかたどった紙に書き込んでいきます。それぞれが静かに思いをつづり、ひと組ずつ発表しました。


戦後の大規模工事で造られた奥只見ダム・発電所が今も暮らしを支え、水力発電が自然の恵みで成り立っていることを学んだ2日間。 帰りのバスでは「てるさん」から、ブナの葉の手紙や皆さんの笑顔に感動したこと、そしていつか成長した皆さんと大学生向けツアーで再会したいという思いが伝えられ、それぞれの思いを胸に奥只見を後にしました。
「エコ×エネ」変わらぬ思いをつなぐ
J-POWERグループの若手社員が自ら志願し、ツアー当日、参加者をサポートすることも、エコ×エネ体験ツアーの大きな魅力です。子供たちの挑戦と成長を見守りながら2日間を支えた、スタッフからのメッセージを紹介します。
- シモン只見川とダムの壮大さに魅了されて入社した私にとって、当社の設備や事業を皆さんに知っていただけるこのツアーへの参加は念願でした。参加者の皆さんとのコミュニケーションを通じて、一般の方々が当社の事業やエネルギーをどう見ているか客観的に学べたことは、自身の仕事を見つめ直す大変有意義な機会となりました。ただ我慢して切り詰める節電ではなく、エネルギーを無駄なくメリハリをつけて大切に使うことを意識して、2日間の学びをご家庭でも思い出していただけたら嬉しいです。
- ずっきー子供たちの素直で鋭い質問に、思わずタジタジになる場面もありました! 入社1年目で志願し、初めての体験で最初は不安もありましたが、お互いに刺激を受け合う素晴らしい「学び合い」の場になりました。電気がつくられる現場を目にした感動を胸に、ツアー後も色々な発電所を訪ねて関心を広げてもらえると嬉しいです。
- こみこみ水力発電関係の事務をしているのですが、初めて奥只見の現場を訪れることができました。日ごろ発注している発電機の部品が、この壮大な現場で実際にどう使われているのかを目の当たりにして、豊かな森と綺麗な水、そして人々の努力のつながりを深く実感しました。スイッチ1つでつく便利な電気の裏側にある物語を少しだけ想像して、日々の中での「優しい節電」を心掛けてほしいです。
- ゆう普段のデスクワークから離れ、スタッフとして他部門の仕事や参加親子の生の声に触れたことで、視野が大きく広がりました。夜の暗闇体験で感じたように、普段の「当たり前」を当たり前と思わず、いつでも不自由なく電気が使える日常の中で、自分たちにできる小さな省エネをひとりひとりが意識し続けてほしいと願っています。
- なっしーエコ×エネ体験ツアーは、今年で20周年を迎えました。これまで多くの皆さまに支えられながら続けてこられたことに、心より感謝申し上げます。
J-POWERは、電力会社としての視点だけでなく、自然環境教育やエコツーリズムなど、さまざまな分野の専門家と協力しながら、五感を使った実体験を通じて、自然とエネルギーのつながりを感じる機会をお届けしてきました。今年も参加者の皆さまからは、「何気なく使っている電気の裏側を知ることができた」「想像以上の学びだった」といった声をお寄せいただいています。エネルギーを取り巻く環境が大きく変化する中、このツアーで感じたことや気づいたことが、身近な電気や自然、そして未来の社会について考えるきっかけになれば嬉しく思います。
来年もエコ×エネ体験ツアーの開催を予定しています。20年にわたり大切にしてきた「実際に見て、感じて、学ぶ」という体験を、これからも多くの皆さまにお届けしていきたいと考えています。自然やエネルギーに興味のある方はもちろん、新しい発見や体験をしてみたい方も、ぜひご応募ください。このツアーが、皆さまにとって心に残る発見や学びにつながれば幸いです。
実物を体感し、豊かな社会の作り手となる一歩を踏み出す「エコ×エネ体験ツアー」。これから小学4~6年生を迎えるご家庭は、例年5月ごろに始まる募集をお見逃しなく!




2日目終了後インタビュー
「ほっしー」&「カービー」親子
水力発電は原子力のように常に電気をつくり続けているものだと思っていましたが、実際はダムに水を貯めておき、「必要な時だけ上から下に落として発電する」という仕組みを初めて知り、目から鱗が落ちる思いでした。水量を賢くコントロールする水力発電の合理性やダムの役割を学ぶことができ、大人にとっても非常に深い学びの機会となりました(ほっしー・お父様)。
ダムの中に入れたこと、家の周りよりも何十倍も綺麗に輝く星空を眺められたことが本当に楽しかったです。森では、オオカマキリやキリギリス、ヤマアカガエルなど、大好きな生き物たちにもたくさん出会えて大満足でした。今回の体験で電気のありがたみがよくわかったので、エアコンをつけっぱなしになっていたら消して、節電を頑張りたいです(カービー・お子様)。
「あっこ」&「なっつん」親子
娘が社会科見学を機に「発電」に興味をもったことから応募しました。電気は「貯めておけない」という事実をあらためて学び、無駄遣いをせず大切に使う重要性を親子で実感しました。実は10年近く前に上の娘とも参加したのですが、当時と変わらないプログラムの素晴らしいクオリティに感謝するとともに、これからも親子で環境に優しい暮らしを心がけていきたいです(あっこ・お母様)。
学校で習った、雪の重みに耐えて斜めに曲がるブナの姿や、森の土が雨水をろ過してダムへ送る仕組みを自分の目で確かめられて感動しました。夜の探検で、暗闇に慣れる目の仕組みがわかる暗順応の実験を体験したこともおもしろかったです。電気の裏にある人々の苦労やありがたみを知ったので、これからは部屋を出るときは絶対に電気を消すなど、学んだエコを必ず実践します(なっつん・お子様)。