エコ×エネ体験ツアー 水力編@奥只見小学生親子ツアー 2017年ツアーレポート
水力編@奥只見小学生親子ツアー2日目
葉っぱのスタンプ
いざ2日目!ですが雨がしとしと…残念ですが今回朝の散歩は中止。でも大丈夫、葉っぱを使ったスタンプでオリジナルうちわ作りをします。
遊覧船でダム湖を横断
朝ごはんで今日1日のエネルギーを補充!昨日見た奥只見ダムから、遊覧船でダム湖を渡って、銀山平の森に向かいます。雨がふったりやんだりですが、森の天気はどうかな?
船に乗る前にますやんが説明。「ダム湖は左手の形に似ています。今いるのが腕時計らへん。これから薬指に向かいます」
船の中でもちょっとしたゲーム。船から見える景色・動植物などを使ってビンゴを行います。
森の体験プログラム
~奥只見の自然を体感~
そうこうしている間に船は銀山平に到着。
まずは葉っぱを使ったじゃんけんを行いました。色や形、におい、手触り・・・同じように見える葉っぱも、よく観察すると1枚1枚違います。よりお題に合った葉っぱを持っているのはどっちだ?自分の手札を見きわめて、勝負に挑みます。
さあ、ブナの森に入る準備が整いました。雨が弱まったところで、レッツゴー!
ブナの森に入ると‥
足元は重なった落ち葉でふかふか。濡れた森のにおいを吸い込みながら、森の説明に耳を傾けます。ブナの木は、降った雨水を葉っぱから幹を伝えて、根元に送ります。
「あそこにキノコがある!」「ここにもブナの実が落ちてる!」上を見上げたり、足元を見たり、雨に濡れていっそうきれいな緑の森を、十分に体感することが出来ました。
まとめのワークショップ
~森と水力発電所のつながりを学ぶ楽しい実験~
さあ、森を出たらドクター の「まとめのワークショップ」の時間です。1日目に見たダム・発電所と、2日目に見た森、どんなふうにつながるかな?
電気をつくるために、森や水がどのように関わっているか、実験で明らかになりました。
お昼を食べてまとめに入る前に、お父さんお母さんの出番です。
最後は、二日間をふりかえりながら、それぞれの想いを「ブナへの手紙」に書きます。
2日間で感じたことや思ったことを書き記し、奥只見をブナでいっぱいにしていきます。
これにてプログラムは無事終了!奥只見に別れを告げ、越後湯沢駅にて解散。あっという間の2日間でした。皆さん、夏休みを使ってエコ×エネツアーに参加してくれて本当にありがとうございました!
奥只見で感じたこと、出会ったこと、またどこかで思い出してもらえると嬉しいです!
これからも皆さんを笑顔にできるよう、スタッフ一同頑張っていきます!
- 電気の供給にどれほど多くの人や自然が関わってきたのかが改めてその規模を思い知らされた。(親御様)
- ブナ林の中でブナの木の赤ちゃんを見た時は感動しました。人知れずの山奥で着実に芽吹きながら私たちの暮らしを支えてくれていることに感謝し、人にも伝えていきたいです。(親御様)
- 天気に恵まれなかったが、その分雨の中のブナの森は再興でした。子供にとっても普段、雨であれば外に出ることは無く、雨の中での活動は貴重な体験の一つだったと思います。(親御様)
- ダムを守るためにどんなことをしているかなど現場の方々の声をお聞きしたかった。(親御様)
プログラムアドバイザーによるコメント
エコ×エネ体験プロジェクトでは、環境教育や企業の社会貢献活動に詳しい社外有識者にプログラムアドバザーとして参加していただいています。
東京都多摩市立大松台小学校 副校長
全国小中学校環境教育研究会研究広報部長
平成21年度コア・サイエンス・ティーチャー認定教員
地球温暖化防止コミュニケーター資格取得關口 寿也
全国中学校理科教育研究会 副会長
東京都中学校理科教育研究会 会長
全日本中学校長会 総務副部長
町田市立町田第一中学校 校長花田 英樹