電力卸供給事業(IPP事業)の共同事業化について
平成15年3月19日
電源開発株式会社
電源開発株式会社(社長:中垣喜彦、以下「J-POWER」)は、太平洋セメント株式会社(社長:鮫島章男、以下「太平洋」)が所有する現在運転中の糸魚川発電所(新潟県糸魚川市)と平成17年4月より運転開始予定である土佐発電所(高知県高知市)による電力卸供給事業(IPP事業)の共同事業化について検討してまいりましたが、今般、太平洋と協議が整い、今月18日に共同事業化協定を締結いたしました。

本件の共同事業化につきましては、太平洋が財務構造の改善・経営基盤の強化を図るべく投資・事業全般の見直しを行なう中で、太平洋よりJ-POWERに対し提案がなされたものです。

J-POWERとしては、
(1)本事業が一般電気事業者への卸電気事業であり、安定した収益性が見込まれること
(2)両発電所とも石炭火力であり、J-POWERが最も知見を発揮できる事業であること
(3)民営化を控える中、新たな事業分野を積極的に切り拓く必要があること

等を総合的に勘案した結果、本件共同事業化への参画を決定したものです。
なお、これによりJ-POWERが係るIPP事業は3発電所、総出力52万kWとなります。
糸魚川IPP事業

会社名 糸魚川発電株式会社
共同事業開始年月 平成15年4月
資本金と構成 20億円(出資比率:J-POWER80%、太平洋20%)
電力卸契約先 東北電力株式会社
運転開始年月 平成13年7月
本店及び発電所所在地 新潟県糸魚川市
発電設備 石炭焚汽力発電設備(ボイラ形式:循環流動層型)
契約最大電力 134,000kW
年間利用率 40%
契約供給期間 運転開始から15年間
土佐IPP事業<

会社名 土佐発電株式会社(予定)
共同事業開始年月 平成17年4月
資本金と構成 55億円(予定)(出資比率:J-POWER80%、太平洋20%)
電力卸契約先 四国電力株式会社
発電所所在地 高知県高知市
発電設備 石炭焚汽力発電設備(ボイラ形式:循環流動層型)
契約最大電力 150,000kW
年間利用率 70%
契約供給期間 運転開始から15年間
今後のスケジュール (平成15年1月 土木準備工事開始)
平成15年6月 事業会社設立(太平洋)
平成17年3月 設備完工後、事業会社へ資本参加(J-POWER)
平成17年4月 営業運転開始
※IPP(Independent Power Producer)とは
独立系発電事業者。日本では平成7年に、発電部門への新規参入拡大を目的とした電気事業法の改正により、電力会社以外の一般企業でも、IPPとして一般電気事業者(10電力会社)へ電力の卸供給が行えるようになった。
以上
Page Top
CLOSE