プレスリリース

2019年

プレスリリース

安比地熱株式会社 安比地熱発電所の着工について
~2024年4月の運転開始を目指します~

2019年9月10日
安比地熱株式会社
三菱マテリアル株式会社
三菱ガス化学株式会社
電源開発株式会社

三菱マテリアル株式会社(執行役社長:小野 直樹、資本金:1,194億円、以下MMC)、三菱ガス化学株式会社(代表取締役社長:藤井 政志、資本金:419.7億円、以下MGC)、電源開発株式会社(代表取締役社長 社長執行役員:渡部 肇史、資本金:1,805億円、以下Jパワー)の共同出資会社である安比地熱株式会社(以下 安比地熱)は、本年8月に安比地熱発電所の建設工事を開始しましたのでお知らせします。
安比地熱は、環境へ配慮した地熱発電所(出力14,900kW)の建設により、CO2排出量抑制と電力安定供給に貢献するため、2024年4月の運転開始を目指し、安全を最優先に工事を進めてまいります。
MMC、MGC、Jパワーの3社による地熱発電共同事業は、本年5月20日に営業運転を開始した山葵沢地熱発電所(秋田県湯沢市)に続き2地点目となります。

安全祈願祭写真安全祈願祭写真(9月6日 八幡平市兄川牧野)

安全祈願祭写真右から有木(安比地熱社長)、
小野(三菱マテリアル社長)、
藤井(三菱ガス化学社長)、
渡部(電源開発社長)

  1. これまでの経緯
    • MMCは、2003年度に国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による安比地域の地熱開発促進調査結果を受け、MGCとともに2004年度以降、地熱発電の事業化検討を実施してきました。
    • MMCは、2014年10月より環境調査に着手し、2015年2月にNEDOによる環境アセスメント調査早期実施実証事業に参画しました。
    • MMCおよびMGCは、長期噴気試験や資源量評価により、出力15MW(メガワット)級の地熱資源量の存在が確認されたことと、温泉資源への影響や環境規制などのリスクが低いことから、地熱発電事業が可能と判断し、2015年10月に安比地熱を共同設立しました。
    • 安比地熱は、2015年10月に環境影響評価の手続きを開始し、2018年1月に環境影響評価書の確定通知を受領し、同3月に評価書の縦覧を終了しました。
    • MMC、MGC、Jパワーは、2018年6月より3社で事業化を推進するべく体制変更を行うとともに、建設工事開始を2018年から2019年へ変更しました。
    • 安比地熱は、2019年1月に独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構と、本事業に対する債務保証に係る契約を締結しました。
    ※4年程度と長期にわたる従来の環境アセスメント手続期間を短縮するための実証事業。

事業実施区域の位置図事業実施区域の位置図

発電所完成予想図発電所完成予想図

  1. 安比地熱株式会社 概要
    1. 社名:安比地熱株式会社
    2. 設立年月日:2015年10月9日
    3. 所在地:岩手県八幡平市大更第18地割129番地1
    4. 資本金:100百万円
    5. 出資比率:MMC 51%、MGC 34%、Jパワー 15%
    6. 事業概要:事業化検討、電気供給事業他
    7. 代表者:取締役社長 有木 和春(ありき かずはる)、取締役副社長 満田 信一(みつだ しんいち)(現:MGC特別理事)
    8. ホームページ:http://www.appige.co.jp/

以上

添付書類

本文(PDF:409KB)

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