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J-POWER’S STAFF MEMBER
石毛 奈津美
エネルギー取引部 電力室
法学部法律学科
2018年卒業
電力販売に関するお客さまとの契約業務。
J-POWERでは、当社の発電所で発電した電気を小売電気事業者などのお客さまや卸電力取引市場に向けて販売しています。販売先であるお客さまとの間で、電気の受け渡しに必要な契約条件を協議したり、契約条件に基づき料金請求を行ったりするのが私の主な業務です。お客さまとの協議では発電所の運用状況や設備の状況などについて質問されることもあり、事務系であるとはいえ技術的な知識や最新の情報も必要です。わからないときは部内の技術系の方や現場の方に質問して教えてもらい、お客さまの疑問に丁寧に答えることで信頼関係を築きながら、契約締結に向けて尽力しています。また、電力業界を取り巻く環境は変化が激しいため、関係する制度変更や新しい市場などの勉強も欠かせません。電力システム改革の進捗状況を常に頭に入れながら日々の業務に取り組んでいます。
少数精鋭で若手も活躍できることが大きな魅力。
大学で国や地方自治体が行う公共事業について学び、インフラに興味を抱いていました。就職活動では「社会を支え、人々の生活に必要不可欠な仕事に携わりたい」と考え、エネルギー業界を中心に会社を探しました。その中でJ-POWER は全国各地・海外にも発電所があり、広く社会の根幹を支えていることに魅力を感じました。また、就職活動を通じて出会った社員の方々が、「少数精鋭で裁量権が大きい」と話してくれたことも印象に残っています。ここなら自分が活躍できるチャンスが大きい!と感じたことが、入社の大きな決め手となりました。
電力販売を通じて企業価値向上に寄与。
エネルギー取引部に加え、エネルギー計画部、エネルギー企画部の3部で構成されるエネルギー営業本部では、電気の販売だけでなく、電力システム改革の進捗状況や市況などを踏まえて販売戦略の検討に取り組み、最適な発電所運用の検討も行っています。自身が所属するエネルギー取引部・電力室では、こうした検討結果をもとに、販売先であるお客さまへの契約条件を個別に具体化し、提案・協議します。また、社内の関係部署とコミュニケーションをとりながら販売体制の検討や整備に当たります。電力販売を通じてJ-POWERの企業価値の向上を図ることが、エネルギー取引部・電力室のミッションです。
携わった契約協議はどれも忘れがたい思い出。
入社して最初に配属になったのは西日本支店で、関西から九州までの水力発電所を管轄する機関でした。大きなダムを目の当たりにしたとき、スケールの大きさを感じてワクワクしたことを思い出します。でも、本店から連絡を受けてそのまま現場に指示を出していたら、「具体的な指示を出してほしい」「こちらの状況を考えて連絡をして!」と注意されたこともあります。新人とはいえ重要な仕事を任されているのだから、現場の状況を把握しておかないと現場が混乱することを痛感しました。
現在の仕事では、実際に発電所で運転や保守に携わっている方、発電所運用の検討を行っている方など、社内のたくさんの関係者とコミュニケーションをとりながら業務を進めています。お客さまとの協議にあたっては、技術的な知識や最新の制度、市場に関する情報も必要なため、配属当初は専門用語を交えた会話についていけなくて戸惑ったこともあります。まだ入社5年目の若手ながら、こうした大きな仕事に携われることは大きなプレッシャーでもあり、責任の重さをひしひしと感じます。契約協議は場合によっては年単位の長期にわたって行われることもあるので、無事に契約が締結できた瞬間は達成感と大きなやりがいを感じ、一つひとつがどれも心に刻まれています。
今は寮で一人暮らしをしていますが、家族と仲が良いので、週に何度か電話で両親や姉と話しています。姉はすでに結婚していますが、気心が知れていてなんでも話せるので、ときどき電話しています。家族との会話では、仕事の話をしてアドバイスをもらうこともありますが、何を話したか思い出せないくらい他愛ない内容も多いんです。電話を切るとホッとしたり笑顔になっていて、リフレッシュできたな、と感じます。
自然の中でスキーや登山を満喫。
アウトドアが好きなので、休日は家族や友人と登山、スキー、旅行などを楽しんでいます。夏は奥多摩など近場の山に日帰りで登ったり、冬は北海道や長野で思い切りスキー滑走を楽しんだりと、自然があふれる場所で過ごすのが大好きです。オフタイムは仕事のことを忘れて目いっぱい楽しむことで、充電できて月曜からまた頑張れます。会社の制度を利用してビジネススクールや英会話教室に通うなど、自己研鑽のための勉強をすることもあります。
希望や意見を丁寧に受け止めてもらえる。
就職活動で出会った先輩社員の印象や社風にひかれて入社しましたが、実際に働いてみると、周囲を気使う社内の雰囲気や働きやすさは想像をはるかに超えていました。忙しい日が続くと上司が「ちゃんと休暇を取ってね」と声をかけてくれるし、先輩男性社員が何人も育児休暇を取得していて、結婚や出産後も働きやすい環境だと実感しています。また、上司や先輩が若手の意見や声にもきちんと耳を傾けてくれることにも驚きました。最初は総務系の仕事をしていましたが、「経理に関わる仕事がしたい」と希望を出していたら、予算関係の仕事も担当させてもらえることに。打ち合わせや上司への報告のときも、単に事実を伝えると「君はどう考えている?」「君はどうしたらいいと思う?」と必ず自分の意見を聞かれます。担当者の意見を聞いてくれるので、やりがいを感じると同時に責任感を持って仕事に向き合う姿勢を日々、培っています。
水力発電部 西日本支店 業務グループ 兼 流通システム部 西地域流通システムセンター 業務グループ
水力・送変電設備に関する総務業務
水力発電部 西日本支店 業務グループ 兼 地域広報グループ 兼 流通システム部 西地域流通システムセンター 業務グループ
水力・送変電設備に関する総務・広報業務
エネルギー取引部 電力室
電力販売に関する契約業務