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MISSION
社会の発展に向けて
今、私たちが生きる現代には、さまざまな社会課題が存在します。
特に、気候変動問題は、この星に生きる人類すべてが直面する一刻を争う課題であり、国内外で発生している異常気象や生態系への影響などに対して、具体的なアクションが必要です。
また、近年では世界情勢も激しく変化しています。日本はエネルギー資源の多くを海外から輸入していることから、エネルギー資源の確保・調達に関して国際社会の政治・経済動向の影響を大きく受けます。皆さんの暮らしや産業の発展に必要な、安価で安定したエネルギーを供給する難しさは日に日に増しています。
このような現代社会において、私たちが生きるこの社会を更に発展させていくために、どのような対応をしていけばよいのでしょうか。
エネルギー安定供給と気候変動対応の両立
エネルギーの安定的な供給を守りながらカーボンニュートラルに移行し、豊かな社会を実現します
未来にわたって地球上で人類が暮らし、発展し続けるために、エネルギー安定供給と気候変動問題の解決はどちらも欠かせません。J-POWERは2050年に向けてエネルギーの安定的な供給を守りながら、カーボンニュートラルに移行することで、地球に暮らす人類文明のサステナブルな発展を実現していきます。
OUTLINE
豊かな社会の実現のために
社会的に重要な課題を抽出し、「エネルギー供給」「気候変動対応」「人の尊重」「地域との共生」「事業基盤の強化」の5つのマテリアリティを特定しました。これらへの取り組みを着実に進めることで、SDGsの達成へ貢献します。
エネルギー供給
エネルギー供給は会社の存在意義であるとともに、多くの社会的な課題の解決の基盤となるものです。
気候変動対応
世界的に気候変動への関心が高まる中、エネルギー供給と気候変動対応は切り離して考えることができない社会的な課題です。J-POWERは技術力でエネルギー供給と気候変動対応の両立を図ります。
人の尊重
J-POWERの活動を支えるのは従業員をはじめとした人財であり、それら人財が活躍できる環境を整えます。また、ダイバーシティや人権など「人」に関連する社会的な課題へも積極的に取り組みます。
地域との共生
大規模なエネルギー供給事業は地域社会・環境にインパクトを与えるものであり、地域の皆様のご理解があってはじめて成り立つとの考えのもと、地域環境の保全や地域との信頼関係構築に取り組みます。
事業基盤の強化
事業活動を通じて社会的な課題を解決し企業価値を向上できるよう、コーポレート・ガバナンスやコンプライアンスの徹底、収益・財務基盤の強化に取り組みます。
日本全国の電力供給を支える
J-POWERは全国94ヵ所の発電所で電気をつくり、日本全国の電力供給を支えています。
世界をフィールドに成長
J-POWERは60年以上前から、発電所の開発や送変電設備に関する技術コンサルティングを進めてきました。また、アジアと米国を中心に発電事業の調査・開発に参画して、電気をつくり、販売しています。現在、海外発電事業は、国内でもトップクラスの規模を誇ります。
FUTURE
カーボンニュートラルと水素社会の実現
J-POWERは、気候変動問題への取組みを加速するべく、J-POWER “BLUE MISSION 2050” を策定しました。2025年度にCO2排出量を920万t削減し、2030年には2013年度実績比46%減に相当する2,250万tの削減を実現。そして2050年には国内発電事業のCO2排出実質ゼロを目指します。
3つのアプローチを軸とした、カーボンニュートラルへの移行戦略
J-POWER “BLUE MISSION 2050”は、再生可能エネルギーの拡大や原子力の着実な推進による「CO2フリー電源の拡大」、多様な水素製造・供給を通じて、電力以外の産業部門も含めた社会全体の脱炭素化に貢献する「電源のゼロエミッション化、水素社会の実現」、再生可能エネルギーの天候・時間帯による突発的な出力変動に対応する調整力や電力ネットワークの拡充による「電力ネットワークの安定化・増強」の、3つのアプローチを軸に電力安定供給の維持とカーボンニュートラルへの移行を両立する戦略です。
CO2フリー電源の拡大等を通じてエネルギーの脱CO2に取り組むとともに、最新技術の導入や新たな事業領域への挑戦など創意工夫を重ね、グローパルに成長を続けます。