エコ×エネ体験ツアー水力編@奥只見 教師ツアー 2019年ツアーレポート
▼ ツアーレポート

エコ×エネ体験ツアーは、暮らしを支える森と水、そしてエネルギーについて、体験を通じて知るためにJ-POWER(電源開発株式会社)が2007年から開催している体験型のエネルギー環境教育プログラムです。「教師編」は2018年から実施されています。
森と水とエネルギー、そして地域への想い…。先生方はこの体験ツアーから何を感じ取ったのでしょうか。
ツアー概要
日程 | 2019年10月26日(土)・27日(日)1泊2日 |
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参加者数 | 小学校・中学校・高等学校 教師18名 |
場所 | 奥清津発電所と奥只見周辺 |
ツアーのポイント
- 日本最大級の揚水発電所とダムの現場を体感
- ブナの原生林での多様なアクティビティを体験
- 授業で使える実験や工作の実演
- ESDの専門家がアドバイザーとして参加し、授業に活かすヒントを提示
スケジュール概要
1日目
2日目
1日目
発電所の体験プログラム
2019年は奥只見ダムのオーバーホールが行われていたため、奥清津発電所と二居ダムの見学となりました。
奥清津発電所は日本最大級の揚水発電所です。

水力発電の仕組み
ドクターこと髙倉さんから、水力発電のしくみについての解説です。
水力発電に必要なのは「水」「ダム」「発電機」そして「司令塔」。雨が降り、水が貯まって、発電が必要なタイミングに司令塔から「発電開始!」の司令がでるまでの発電の流れを、先生方に実演してもらいました。

J-POWERからの情報提供
J-POWERから「エネルギー・環境問題の今」と題して、わが国におけるエネルギー問題を巡る現状の課題や、世界各国のエネルギー事情などを、最新のデータの紹介とともにお話がありました。

夕食
夕飯はこの土地自慢の魚沼産コシヒカリ。料理長自慢の地元の食材を活かした料理と相まってご飯がすすみます。

ナイトハイク
明かりのない世界を、五感を研ぎ澄まして散策します。電気に囲まれた明るい世界では感じることのない暮らしや生き物たちに想いを馳せました。

交流会
一日目のプログラムを終えての交流会。今日の気付きや、普段感じている課題など、先生ならではの情報交換が夜遅くまで続きました。
