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電力の未来のために、今日も「可能性」という名の種を蒔く

黒木 貴士

J-POWER’S STAFF MEMBER

黒木 貴士

技術開発部 研究推進室(当時)

総合理工学府 物質理工学専攻

2006年修了

現在の仕事内容について

会社の今後を左右する新たな事業を手がける。

私が所属する部署は将来を見据えて、最新の火力発電技術、コストを下げる新しい発電所のメンテナンス方法、これまで取り組んでいなかった新しい事業など、新しく、そしてJ-POWERの今後に向けて可能性のある事業に向けた技術開発に幅広く取り組んでいます。その中で私が手がけている仕事は大きく分けて二つあります。一つは今紹介したような技術開発について、長期的にどのように取り組んでいくべきかという戦略を立てることです。社内はもちろん社外の方とも議論し、外からの新しい知見を取り込みながら、新しい事業の方向性を探しています。もう一つは具体的な技術開発プロジェクトとして、豪州の使われない石炭をガス化してそこから水素を作るという豪州褐炭水素プロジェクトを担当しています。このプロジェクトを通じて、“水素社会”の実現に大きく近づくことができるよう、業務に取り組んでいます。

黒木 貴士

J-POWERで働く理由

自分にしかできない仕事を求めてあえて違う業界に。

電気とは社会において無くてはならない存在。そういうものを全国で安定的に供給することで社会に貢献したいという想いがあり、その想いからJ-POWERを見つけたのが最初のきっかけです。もう一つは私が化学の分野で学んできたことがあります。化学出身の方は化学メーカーに就職することが多いのですが、私としてはたくさんの化学出身者の中で埋もれてしまうより、少し違う分野の会社で他の人とは違う自分にしかできない仕事がしたいと思ったのです。電力会社は電気職や機械職が多いですが、化学職も必要な職種です。実際、J-POWERでも化学出身の方は少ないものの、みなさんそれぞれの立場で活躍されています。人数が少ないこともあり、化学職同士は比較的結束が強いと感じています。

所属する組織のミッション

電力の転換期のカギを握る技術開発部。

私が所属する部署のミッションは、中長期的に自社の事業を生んでいくことだと思っています。電力業界は電力自由化によって今までの常識が通用しないほどの変化がありました。私たちはこの変化に対応するために、これまでとは大きく考えを変える必要があります。これまでの事業の延長だけでは時代の変化についていけません。電力自由化で競争の環境下にある電力業界において、同業他社とどのように競争していくのか、電気に付加価値をどうつけるのか、そもそもJ-POWERにとって社会に提供するのは本当に電気だけでいいのかということまで考えないといけないほど、状況は変わってきています。そしてこの転換期のカギを握るのが技術開発部です。将来については誰もわからないからこそ、自由に新しいアイデアを出せる雰囲気になっています。蒔いた種がいくつ芽を出すかは分かりませんが、それでも種を蒔かないと芽は出てきません。技術開発部は日々、可能性という名の種を蒔き続けています。

黒木 貴士

印象に残っている仕事

原点となった火力発電所での仕事。

入社以来、様々な経験を積ませていただきましたが、印象に残っている業務は最初の現場、竹原火力発電所で実際に電気を作る仕事に携わったことです。化学出身者の私が電気や機械を専門としている人たちと互いに得意なところや苦手なところを補いながら働いた日々は、振り返ってみると現在の自分の原点だと感じています。もちろん現場にトラブルはつきもので、当時オペレータの経験が浅かった私にとっては厳しい場面も多々ありました。例えばトラブルに遭遇した際、発電所全体のその時の状況を考慮して最善策は何なのかを瞬時で判断しないといけない緊張感がありました。大変ではありましたが、発電所で一生懸命に試行錯誤した日々として、今でも思い出すほど印象に残っています。

私のパワーの源

知的探究心

電力業界がどんどん変わっていく中、時代の流れに追いつくためには積極的に自分から情報を取っていかなくてはならないと感じています。日本の電力業界は当然のことですが、世界の電力業界の動向や、電力とは違う業界はどのような方向に進もうとしているのかを知ることも、有益な情報です。世界中にあるまだ知らない情報を「つかみたい」という想い、それが私を突き動かすパワーとなっています。

黒木 貴士

オフタイムの過ごし方

子どもと一緒に遊ぶことで気分転換。

休日になると補助輪無し自転車の楽しみを覚えた子どもを必死で追いかけたりしており、オフタイムといえども休んでいる暇はありません。子どもと遊ぶのは体力的にはきつくなってきましたが、今の仕事はあまり体を動かすことがないオフィス勤務なので、健康のためにはこれくらい動いた方がいいのかなと思っています。まとまった休みができたら、家族で国内旅行に出かけてリフレッシュしています。箱根や軽井沢など、独身時代に一度行ったことがある場所でも、家族と行くと違った景色が見られるものです。これからもいろいろな場所に行きたいですね。

専攻がいきていること、入社するまで知らなかったいいところ

現場に入ると学問の壁は無くなる。

大学院は物質理工学専攻で熱力学についても学んでいたため、発電所で必ず求められる化学の基礎知識は、新たに学ぶまでもなく最初から身についていたと思います。また発電所では使用する水の水質を管理しなくてはならないのですが、この水質の測定は大学時代に何度も行っていたもので、専攻の知識がそのまま役立ちました。ただ入社して火力発電所に配属されると、化学だろうが、機械だろうが、電気だろうが、みんなひっくるめて「発電所のオペレータ」であり、火力に関することは何でも知っていなくてはなりません。最初は自分の専攻分野から知識を広げることにはなりますが、発電所のオペレータになる頃には専攻が何かということはあまり関係ないように感じています。その後の配属においても化学職ということに捉われずに、火力発電部門として様々な経験をさせてもらっています。

CAREER STEP

黒木 貴士
2006

火力事業部 竹原火力発電所 発電グループ

火力発電所運転業務

2013

経営企画部 地球環境室

国内外のエネルギー政策・地球温暖化対策の動向調査

2017

技術開発部 研究推進室

豪州褐炭水素製造プロジェクト・長期技術開発計画

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