エコ×エネ体験ツアー 火力編@磯子学生ツアー 2018年ツアーレポート
お久しぶりです。ヨーコバです。4年振りにこのプロジェクトに戻ってまいりました!これからまたよろしくお願いします。
以下の日程にて開催しましたエコ×エネ体験ツアー火力編磯子学生ツアーについて、報告します!
- ■ツアー概要
- 平成30年2月28日(水)~3月2日(金) 2泊3日
- 参加者数:40人 (学生28名、プログラムアドバイザー 1名、オブザーバ参加2名、取材9名)
火力編@磯子学生ツアー1日目
港南台駅集合
雨の予報が出ていて心配だった天気ですが、なんとか持ちこたえてくれた模様。港南台駅(横浜市)に学生さんが集まりはじめます。北は秋田、南は山口からなど、遠路夜行バスに乗って駆けつけてくれた学生さんもおり、スタッフもうれしい限りです。さあ、今回のツアーはどんな3日間になるのでしょうか!楽しみ楽しみ♪
学生さんは4名集まった段階で、タクシーに乗り込み、これから3日間を過ごす「上郷・森の家」へ。ここは横浜市の自然公園の中にある宿泊施設です。
オリエンテーション
さあぁ、いよいよ火力編が始まります。まずは主催者を代表して我らがキャップから御挨拶。そして今回進行をつとめるサイエンスカクテルのコテさん登場!これからの3日間について簡単な説明がありました。
続いて、みんなの緊張を解きほぐすためのアイスブレイクの時間です。「好きな食べ物」「出身地」「ラーメンは固麺派?」など色々な質問で、お互いの共通点を探っていきます。共通点があると、なんだか距離が縮まった気持ちになりますね。
暮らしのエネルギーと社会のつながりを考えてみよう
ワークショップ「エネルギーって?」
最初のワークショップでは、写真を見て「エネルギーって○○」というキャッチコピーを考えます。先ほどのアイスブレイクで共通点が多かった人同士でグループになり、渡された9枚の写真から感じる印象等を話し合います。
衛星写真や浮世絵、工場夜景などエネルギーと関わりのある様々な写真を見て、エネルギーについて改めて見つめなおします。
ワークショップ「エネルギー大臣になろう」
お昼休憩のあとは、ワークショップ「エネルギー大臣になろう!」を体験します。「エネルギー大臣になろう!」とは、エネルギー政策を考えるカードゲームです。各グループが「一つの国」となり、「エネルギー政策」を決め、電気料金や設備利用率、環境負荷などについて目標を立てて、発電所を建設します。火力、水力、風力、原子力などさまざまな電源のメリット・デメリットを考えて、エネルギー政策の目標達成を目指します!
試行錯誤して組み立てたエネルギー政策も、途中のアクシデントカードで影響が!あなたの国を襲ったのは、気候変動、地震、政策変更、反対運動か!それとも、技術革新、資源開発か!
各発電の特徴や、一筋縄ではいかないエネルギー政策の難しさを体験してもらった後で、まとめとしてキャップから日本のエネルギーのこれまでと現在の課題、そしてこれからについて、話がありました。学生のみなさんは、キャップの解説に興味津々の様子。エネルギー大臣を体験した後では理解度が違います!これにて、第1部は終了。みなさんお疲れ様でした。
私たちの社会を支えるエネルギーの現場を体験しよう
実験&解説「石炭火力技術とJ-POWER」
続いては、エコ×エネ体験プロジェクト名物!ドクターによる石炭火力実験。明日の磯子火力発電所見学にそなえて「そもそも石炭火力とは?」「石炭って燃やすとどんな匂いがするの?」といったことなど、電気が起きる仕組みの実験を通じて学んでいきます。実験だなんて、文系の人にはもしかして難しい時間?そんなことはありません。ドクターが軽快なトークを繰り広げ、何だか笑っているうちに電気について詳しくなれました♪
潜入!ISOGOスコープ~準備編~
次はキンちゃんがJ-POWERの概要、石炭火力の特徴、現状、課題と対策などを解説。明日の磯子火力発電所への潜入に向けての下準備です。
さて明日潜入する発電所は、電気をつくっている生の現場です。参加者の皆さんにとっては、未知の領域。そんなところで事故や災害があったら大変!でも、どこに危険が潜んでいるか事前に予測して、危ないものや場所を「危ない」と認識できていれば大丈夫!ということで、皆で「KY(危険予知)ワークショップ」を行いました。
ひとり一言タイム
丸く輪になってひとり一言タイム。お題は皆の「いいね!」なこと。エコ×エネツアーは、高専生、大学生、院生、社会人、いろいろな人が参加しているので、各人のプロフィールを聞いて「へぇ~」という驚きの声が出ます。
火を囲んでのトークタイム
夕食後は暖炉のある部屋にて、トークタイム。明日の発電所見学グループに分かれて、スタッフと共に話します。
- 写真を題材にして、エネルギーについて考えるというワークはとても面白いと思いました。写真に対する解釈は本当に無限大なんだと思いました。
- エネルギー大臣はゲームを通して発電手段の主な特徴や、組み合わせ方の難しさを体験できました。
- 「エネルギー大臣」で何かをギセイにすることでトップになったのですが、そういうやり方をしなくてはいけない国は実際にあるだろうなという事にきづきました。
- 理系だけじゃなく文系の方がたくさん居られて、いろいろなお話ができて楽しかったです。
- J-POWERで働く方々の考えや、何を大事にしながら働いているかを直接聞くことができたのが良かったです。