大学生向け 火力編@磯子ツアー レポート

エコ×エネ体験ツアー 火力編@磯子大学生ツアー 2013年ツアーレポート

▼ ツアーレポート

なんちゃん&ヨーコバです!

以下の日程にて開催しました、大学生ツアーについて、報告いたします。
もう一年前ですね、大変おそくなりました。ごめんなさい(汗)。
それでは時計の針をもどして、プレイバック(古い表現ですいません。。。)!

  • ■ツアー概要
  • 日 程:平成25年2月19日(火)~21(木) 2泊3日
  • 参加者数:26人 プラス プログラムアドバイザー10人
ツアーコンダクター

火力編@磯子大学生ツアー1日目

1日目9:30

JR茅ヶ崎駅集合 ~徒歩で茅ヶ崎研究所へ~

今回、初の試みとなった火力編。
2月19日当日は朝から小雪が舞う寒さとなりました。

それでも茅ヶ崎駅には、元気いっぱいの「エコ×エネ事務局」の、なんちゃん&ヨーコバ、そしてドクターの声が聞こえてきます。その元気な声で参加者の顔も少しほころびた様子。(あ、もちろん、周りの方たちに迷惑にならないような音量ですよ。)

そうこうしているうちに、参加者が集まってきて列がつくられてきました。さすがに皆さん寒そう。
ですが、夏の水力編@奥只見大学生ツアーや、エコ×エネカフェで知り合った仲間同士、列待ちの間も高揚感や気持ちの高ぶりが伝わってきます。定刻の9:30には、総勢26名の大学生の参加者が集合して、J-POWER茅ヶ崎研究所に全員、徒歩で向かいました。

1日目10:00

オリエンテーション

さぁ、いよいよ火力編スタート!茅ヶ崎研究所に到着すると、まずは主催者やスタッフから簡単な自己紹介。聞き入る学生たち。

仲良くなるためのアイスブレークです。好きな食べ物や出身地などを書き出し、お互いの共通点を探ります。「あー、いっしょですね!」そんな声が飛び交います。

1日目11:00

「エネルギー大臣になろう」

ツアー初日は、エネルギーと環境について学ぶワークショップが実施されます。
まずはサイエンスカクテルとJ-POWERが共同制作したカードゲーム「エネルギー大臣になろう」を6グループに分かれて体験しました。
尚、学生と共に最後のプログラムまで、J-POWERの電力現場で働く若手社員やオブザーバーの社会人もいっしょに参加しています。

ゲームの内容は、それぞれのグル―プで「エネルギー大臣」を決め、電気料金や設備利用率、環境負荷などについて目標を立てて、エネルギー政策を行うもの。
火力、水力、風力、原子力などさまざまな電源のメリット・デメリットを考えて、目標達成を目指して発電所建設を進めるシミュレーションゲームです。
途中、天変地異などのアクシデントが発生すると、せっかくの計画もパーになってしまう、 天国と地獄のカードゲームとなっています。さぁ、目標を達成するぞ!

おっと早くも恐怖のアクシデントカードタイム。危ないのをひいたら・・・。あー、やっぱりアクシデントが発生。政権交代です。。。

さぁ最終発表までラストスパート。参加者の議論も熱が入ります。

結果発表

エネルギー大臣を終えたことで、参加者はなんとなく、様々な発電方法とエネルギー構成を理解できたと思われます。
そこでもっと理解が深まるよう、サイエンスカクテルのイワクニに具体的な解説を行ってもらいました。何人かの大学生は、「うん、うん」と大きくうなづく場面も。真剣に楽しく学ぶと、結構アタマに入るもんですね。

学生のコメント

エネルギー大臣や世界の発電事情の説明を受けることで、日本におけるエネルギー事情について深く考える良い機会となりました。
特にエネルギー大臣では実際にチームで話し合って発電割合を決定していく事で、改めてエネルギーのベストミックスの難しさを感じることが出来ました。

1日目15:15

火力発電実験

さぁ、ここで早くも、エコ×エネ体験プロジェクト名物、ドクターの実験コーナーです。小雪舞う外よりも少し寒~いギャグから、寒さを吹き飛ばす大笑いのギャグまで。楽しさ満載のドクターの実験により、火力発電がなぜ電気を起こすことができるのか、その仕組みを学んでいきます。

1日目15:30

茅ヶ崎研究所見学

続いては、茅ヶ崎研究所の見学。「100年コンクリート試験」などの保守に関する研究に、参加者から「ここまでするのか」と感心の声が。(写真は別のツアーのものです、ごめんなさい!)

そして見学を終えた後に、サプライズが。なんとドクターが石炭を実際に燃やす生焚き実験を敢行。
石炭の煙には何が含まれているのか検知器で確かめます。一体、どういう結果が出たのか?推理してくださいね。

1日目19:00

交流プログラム

夜は、参加者全員で交流会。朝から小雪が舞うほど寒い日だったので、あたたかい宿舎に移動して、みなさんの顔にも余裕が出てきました。
まずは参加者、オブザーバー参加の社会人含めて全員で自己紹介。エコ×エネツアーは、大学生、院生、社会人、いろいろな人が参加しているので、各人のプロフィールを聞いて「へぇ~」という驚きの声が出ます。

自己紹介が終わって、1日目の締めくくりは、我らがエコ×エネ体験プロジェクトのキャップと、北海道大学特任准教授でもある、サイエンスカクテルの古田ゆかりさんとの対談。長年、エネルギーと環境教育に携わってきたお二人の話に学生たちは興味深く聞き入っていました。
というわけで1日目は無事、終了。寒い中、みなさんお疲れ様でした。

学生のコメント

普段の学生生活ではどうしても話せない人たちやこのような機会でしかお会い出来ない人たちがたくさんいたのでとてもいい機会になりました。
改めて、コミュニケーションを通じてなにかを学ぶ重要性に気付きました。

火力編@磯子ツアー1日目 PHOTO GALLERY

  • ツアー2日目はこちら