大学生向け 火力編@磯子ツアー レポート

エコ×エネ体験ツアー 火力編@磯子大学生ツアー 2017年ツアーレポート

▼ ツアーレポート

こんにちは!あさちーです。
以下の日程にて開催しましたエコ×エネ体験ツアー火力編磯子大学生ツアーについて、報告します!

  • ■ツアー概要
  • 日 程:平成29年2月27日(月)~3月1日(水) 2泊3日
  • 参加者数:27人(学生25名、プログラムアドバイザー 1名、取材1名)
ツアーコンダクター

火力編@磯子大学生ツアー1日目

1日目10:00

港南台駅集合

少し曇り空の2月の終わり。スタッフはJR港南台駅(横浜市)にて到着を待ちます。時間になると、少し緊張した面持ちの学生さんが続々集まりました。全国津々浦々、大学生を中心に、高専生から大学院生まで、計23の学校から参加してくれました。このメンバーでどんな3日間になるのでしょうか!楽しみ楽しみ♪

エコエネへようこそ!

バスは小高い丘の上をのぼり、一行は雑木林に囲まれた「上郷・森の家」へ到着。ここは横浜市の自然公園の中にある宿泊施設です。

なぜか坂道ダッシュがはじまる!

1日目10:30

オリエンテーション

木のぬくもりを感じる工房の中で、プログラムはスタート。まずは主催者を代表して我らがキャップから御挨拶。そして今回3日間の進行をつとめるコテさん登場!

3日間よろしくお願いします

とはいえ、みんな初対面でまだまだぎこちない雰囲気。まずはお互いの共通点を見つけるアイスブレイクを行いました。共通点があると、なんだか距離が縮まった気持ちになりますね。

共通点を持った「同士」のグループのできあがり。このグループで次のワークショップに進みます。

第1部

暮らしのエネルギーと社会のつながりを考えてみよう

1日目11:10

ワークショップ「エネルギーって?」

はじめのワークショップでは、エネルギーに関する写真を見て「エネルギーって○○」というフレーズをグループで考えます。衛星写真から浮世絵、時事ネタまで様々な写真を見て、エネルギーと私たちの暮らしの繋がりに思いをはせます。

さてどんな言葉が連想されたでしょう。エネルギーって…「生きている」「人が作った未来ある歴史」「人類存続の手段」などなど。

1日目13:00

ワークショップ「エネルギー大臣になろう」

お昼休憩のあとは、「エネルギー大臣になろう」ワークショップの時間です。各グループが「一つの国」となり、発電所を建設し、その国の最適なエネルギー構成を目指すゲームです。国によって予算や土地の広さなど条件が異なる中、電気料金・自給率・稼働率(安定性)・環境負荷のいずれを優先するか政策を決め、火力・水力・原子力…計10種類の発電方法から選んでいきます。

この発電方法をふやすと?
iPadでシュミレーション。

各国順調にエネルギー構成も決めたのも束の間、アクシデントカードの時間です。気候変動・地震・戦争などマイナスの影響をもたらす事象や、資源開発・技術革新など、プラスに働く事象が発生するイベントです。

さあ、何のカードがひかれるのか…!
ドキドキ

結果発表~ マニフェスト通りに
目標を達成した国はあるかな?

第2部

私たちの社会を支えるエネルギーの現場を体験しよう

1日目15:15

実験&解説「石炭火力技術とJ-POWER」

続いては、ドクターによる石炭火力実験。電気が起きる仕組みを実験で学んでいきます。発電の仕組みと聞くとなんだか難しそう。理系の勉強していないと難しい?そんなことはありません。ドクターが軽快なトークで教えてくれます。

1日目16:45

潜入!ISOGOスコープ~準備編~

実験の後は、明日の磯子火力発電所への潜入に向けて、下準備。まずはキンちゃんがJ-POWERの概要、石炭火力の特徴、現状、課題と対策などを解説。

ここで磯子火力発電所からメンバーが合流!明日の見学でガイドを務めてくれます。普段は発電所の運転操作に関わっている3人です。

さて明日潜入する発電所は、電気を送り続けるために24時間たくさんの人が働く「発電の現場」。そんなところで事故や災害があったら大変!ということで、皆で「KYワークショップ」を行いました。 KYとは、空気読めない・・ではなく「危険予知」のことです。どこに危険が潜んでいるか事前に予測して、事故や災害を防ぎます。

皆で危険をチェック!

自動車教習所の学科みたい…

1日目17:30

ひとり一言タイム

丸く輪になってひとり一言タイム。お題は皆の「いいね!」なこと。一人ひとりが気になっていること、皆に伝えたいことを紹介していきました。

夕食はスタッフも一緒に。

1日目19:30

火を囲んでのトークタイム

夕食後は暖炉のある部屋にて、トークタイム。明日の発電所見学グループに分かれて、ガイドと共に話します。

部屋の真ん中に暖炉が。パチパチと薪が燃えていきます。

どんな仕事をしているの?休日は?なんて話も。

気づけばボードを手渡されました。これは一体?するとコテさんが質問をしていきます。「ツアーの参加動機は?」「エネルギーで気になることは?」など。質問の答えを書いたら、一斉にフリップオープン!

みんなの答えが共有できます。

気分はひな壇芸人!

学生のコメント

  • 「エネルギー大臣になろう」でのアクシデント予測は実際もやっているんだろうなと思うと楽しくなりました。
  • 石炭火力発電所での原理をドクターの実験でわかった。うれしく楽しい実験だった。
  • 石炭を見たのが初めてで、石炭がライターなどで簡単に火がつかないことや、火をつけた時のにおいなど、とても新鮮だった。
  • 電力会社がそもそも遠い存在だったので身近に感じました。
  • 自分が考えてきたエネルギーに関することと、他の人が考えていること、またJ-POWERやスタッフの方が考えていることを聞くことができ、また違った側面からの視点も学ぶことができた。

火力編@磯子ツアー1日目 PHOTO GALLERY

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