アクセス

荘川桜の満開期について

冬が長い荘川町では、雪解け後の4月下旬からが春の訪れ。荘川桜は例年、4月下旬に開花し、ちょうどゴールデンウィーク時期に満開を迎えます。満開になってから1週間ほど、人々の目を楽しませてくれます。

アクセス情報

住所
岐阜県高山市荘川町中野
交通手段
<お車でお越しの場合>
世界遺産「白川郷」より約40分
東海北陸自動車道荘川ICから約15分

周辺のJ-POWER施設情報

御母衣ダムと御母衣発電所

庄川は、岐阜県北西部の山岳地帯より北に向って流れ、高岡市の近くで富山湾にそそいでいます。流域一帯は、冬期シベリアからの季節風がもたらす多くの雪が、春にはとけて水嵩を増し、また台風期には多量の雨を降らせるため、水量に恵まれた我が国有数の河川の一つです。そのうえ河川勾配が急であるため水力発電にとっては好条件で、1926年以来次々と20の発電所が造られてきました。
1957年、J-POWERはこの庄川最上流部に世界有数のロックフィルダムと、ダム左岸の直下約210mの地下に発電所建設に着工しました。

貯水容量/3億7000万m3
流域面積/442.8km2
発電出力/215,000kW
運転開始/1961年1月14日

ロックフィルダムの先駆となった御母衣

ダムは、土と岩を盛り立てて造った体積795万立方mにおよぶ世界有数のロックフィルダムです。ロックフィルダムはコンクリートダムと比較して経済的であり、基礎となる岩盤も良質でなくとも容易に築造できる利点から、近年では多くの大規模ロックフィルダムが造られていますが、我が国において、この先駆となったのが御母衣ダムです。

また、御母衣ダムが造られたことによって、下流の発電所群の発生電力量の増加にも役立っています。
発電所はダム左岸直下210mの地下にあり、2台の発電機で造られた21万5千kWの電気は、関西方面に送られています。

MIBOROダムサイドパーク 
御母衣電力館・荘川桜記念館

MIBOROダムサイドパーク 御母衣電力館・荘川桜記念館は、J-POWERが運営するPR施設です。
御母衣ダム建設にまつわる様々な歴史・ドラマ(「荘川桜」誕生の物語)・発電所のしくみを紹介する「御母衣電力館」、写真家・前川彰一氏撮影の荘川桜の写真展示等が行われている「荘川桜記念館」、飛騨の自然と巨大なロックフィルダムを眺望できる公園で構成されています。静寂な自然に囲まれた空間でゆっくりと流れる時間をお楽しみ頂けます。

御母衣シアター

150インチスクリーンで展開される映像シアター。御母衣ダム建設と荘川桜移植の心温まる物語「桜守の詩」を紹介するドキュメンタリー映画(約18分)

発電アドベンチャー

魚型の潜水艦「サブマリンフィッシュ」にのって体験する映像アトラクション

荘川桜の写真展示

写真家・前川彰一氏の撮影による、荘川桜の華麗な写真を「豊潤」「荘厳」「優美」「可憐」をテーマに合計19点展示。

住所 〒501-5505
岐阜県大野郡白川村大字牧140-1
電話番号 05769(5)2012
営業時間 9:00~16:00
休館日 定休日:水曜日
一部の展示エリアは公開を中止しております。
  • ※但しゴールデンウィーク(4/29~5/5)、
    夏休み期間(7/21~8/31)、
    紅葉期間(10/10~11/10)は無休。
    冬期(12月16日~3月14日)は閉鎖

周辺観光情報

白川郷の風景

冬はすべてを純白におおってしまう雪の世界も、春には桜はもちろん、水芭蕉やささゆりなども咲き乱れ、色とりどりの大自然が、やさしく旅人を迎えてくれる。
合掌造りの民家が現存する世界遺産の白川郷。そして荘川桜の荘川町。日本の原風景がそのまま残る「桜の郷」へ足を運んでみませんか。

写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。春と冬の合掌造りと桜の郷の景色をお楽しみください。