小学生親子向け 水力編@御母衣ツアー

エコ×エネ体験ツアー 水力編@御母衣小学生親子ツアー 2017年ツアーレポート

▼ ツアーレポート

J-POWER 広報室の“あさちー”です!
2017年7月に実施した「エコ×エネ体験ツアー 水力編@御母衣 小学生親子ツアー」の様子をご報告いたします!

  • ■A日程
  • 日程:平成29年7月24日(月)~平成29年7月25日(火)
  • 参加者数:32名…15組(30名)のご家族と、プログラムアドバイザーの方1名、取材1名
ツアーコンダクター

水力編@御母衣小学生親子ツアー1日目

1日目
10:00

JR木曽川駅集合(バス)

旅のスタート地点はJR木曽川駅。天気が心配でしたが、雲の間から日差しがさすことも。これは期待できるかも!スタッフ皆で参加者を出迎えます。
今年もJパワーグループの若手社員が「リーダー」として案内役を務めてくれます。A班:あっくん、B班:いっちゃん、C班:フジ、D班:わっくん。さらにリーダーのサポートとして、みとっち&とよとよ!愛知、大阪、和歌山から計6人のリーダーが駆けつけてくれました。

お兄さんたちも最初は緊張気味なのです。

列車が到着すると参加者の方が続々と登場。「おはようございます!お名前教えてください!」いっきーの明るい声が響きます。

改札の前ではドクターキンちゃんのコンビが道案内。

2日間よろしくね!

皆揃ったらバスは出発。バスの中では、トヨタ白川郷自然學校の ぱるきー と ニック の進行で、自己紹介やアンケート、手触りで木の実を当てるクイズなどが行われました。

だんだんリラックスしてくる車内。

つづいてキンちゃんの電気の実験教室。電気ってどうやってできるんだろう。

クイズに挑戦。電気のスピードってどれくらい?

グルグル回して電気をつくろう。
電球ついたかな?
1日目
12:00

御母衣ダム見学

気づけばバスはどんどん山を越えて、御母衣ダムに到着。目の前の大きな湖はダムが川の水をせき止めてできたダム湖です。ダムについては、御母衣発電所の足立所長と原口所長代理が詳しく説明してくれました。

ダムの大きさや高さなどの説明を聞きます。
まるで巨大なウォータースライダーのよう。

岩や粘土を固めてつくった「ロックフィルダム」。
ゴロゴロの岩が見えるね。

ダム見学のあとはお昼ご飯!地元の食材たっぷりのお弁当です。

1日目
13:00

発電所体験
~楽しみながら学ぶ発電所見学~

さあいよいよ御母衣発電所の中に潜入しよう!

ダムの模型を見ながら足立所長のお話を聞きます。

目の前には明るいフロアと青い二つの発電機が現れました。これが電気をつくる現場なのです!

とはいえ巨大な装置や複雑な機械、なんだか難しそう?でも心配ご無用。実験やゲームを通じて、水力発電の仕組みを学びます。

発電所とダムをぎゅ~っと小さくした模型で実験だ!

水力発電では、大量の水が大きな水車を回しています。どれくらい早いのかゲームに挑戦。

1分間でボールを何回転できるかな?10回転?15回転?

水車と発電機をつなぐ巨大な軸。
発電中であればこの軸が高速回転します。

今回は発電していませんでしたが、その代わり軸のすぐ近くで見学ができました。

発電所の運転状況を見る配電盤室。いまは愛知県から遠隔操作しています。

ダムを下から見あげると、まるでピラミッド。

発電所見学の後はビデオ鑑賞。ダムを建設するために故郷を離れなければならない人がいたこと、ダム湖に沈むはずだった桜の大樹を移植して「荘川桜」と呼ばれていることなどを学びました。

見学のまとめは班ごとに、見学で見聞きしたことでクイズづくりです。ダムの高さや、水車ピットで見た軸の回転数など…つくったクイズはあとでバスの中で出題しあいます。お父さんお母さん、見学のお話し、ちゃんと聞いていたかな?

「クイズ」「チーム戦」と聞けば燃えないわけがない!

真剣に選択肢を練ります。
1日目
16:30

白川郷合掌集落展望台

御母衣ダムを出発して世界遺産「白川郷合掌集落」を一望できる展望台に立ち寄ります。ちょっと霧がかかっていたけれど、白川郷の合掌造りの建物と田んぼの緑をながめることができました。ぱるきーが合掌造りの特徴やその秘密など教えてくれました。社会の勉強にもなりますね。

みんなで記念撮影!
1日目
17:30

夕食

トヨタ白川郷自然學校にチェックイン。おや、雨がしとしとと降りだしました。夕食は名物のフレンチです!ナイフとフォークでおしゃれにいただきます。

お味はいかが?
1日目
19:00

合掌家屋「旧下山家」の見学

食後は自然學校内にある合掌造り家屋に入って、昔の暮らしを体験。電気を消すと部屋の中は真っ暗。いろりの火だけが優しく皆を照らします。
電気が無かった昔の人の暮らしに思いをめぐらせながら、パチパチ燃える焚き木の音、いろりの明るい炎、雨や木のにおいに五感を澄ませました。

いろりの火にそーっと空気を送ります。これが意外と難しい。

木や植物で頑丈な家をつくってしまう昔の人の知恵に驚き・・
1日目
19:30

交流会

宿に帰ったら交流会です。様々な電気実験道具、エコ×エネかるた、発電すごろくなど、リーダーやスタッフも一緒に遊びました。

電気の専門家、リーダーの出番です。
ラジコン?いいえ、これは水素で走る燃料電池自動車!

かるたも盛り上がります。

1日目はこれにて終了。温泉に入って夜はゆっくり休もう!おやすみなさい~

親子のコメント

  • ダムのロックフィルというところの岩は、ランダムにおいてあるだけなのにダムのバランスを保ったり、大きな地震にもたえられるときいてすごいと思った。(お子様)
  • 源流の水できれいな水をのめたことが嬉しかった。(お子様)
  • 昔の家はめったにこわれなかったそうなので、昔の人の知恵はすばらしいなあと思いました。(お子様)
  • 川遊びでみんなで協力して電気をつくれてよかった。(お子様)
  • 普段ずっと当たり前のように使っている電気には、たくさんの人が関わっているということを考えながら電気を使おうと思った。(お子様)
  • エネルギーをただ使うのではなく、作っている人のことを考える。コンセントの先には苦労がたくさんある、という言葉が印象的だった。(お子様)

水力編@御母衣ツアー1日目 PHOTO GALLERY

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