エコ×エネ オンラインワークショップ 教師編 2021年レポート
オンラインワークショップ
SDGsを知る→考える→
どう使う?→なぜ使う?
日時 | 2021年1月29日(金)19時~21時 |
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講師 | 山藤 旅聞 先生 (新渡戸文化中学・高等学校教諭・統括校長補佐・高校教育デザイナー) |
対象 | 小学校・中学校・高等学校の先生 26名 |
ツール | Zoom |
レポートのポイント
- SDGsを取り入れた教育デザインの第一人者である山藤旅聞先生の実践紹介から授業づくりのヒントを学ぶ
- 小学校から高校まで、様々な校種や担当教科、地域を超えた先生方の交流の場
- コロナ禍での「主体的・対話的で深い学び」に向けた実践や工夫の共有
今回のゲスト講師は新渡⼾⽂化中学・⾼等学校の⼭藤旅聞先⽣です。「SDGsを知る→考える→どう使う?→なぜ使う?」をテーマに、先⽣が実際に⾏った授業の紹介も織り交ぜながら、
SDGsをどのように授業で取り扱うか考えていきました。
スケジュール
- 19:00~
- 開会・主催者挨拶
- 19:05~
- ワークショップ
「SDGsを知る→考える→どう使う?→なぜ使う?」
山藤旅聞先生 - 20:35~
- J-POWERからの情報提供
「地球温暖化問題を取り巻く状況とCO2ゼロエミッションに向けたJ-POWERの取り組み」 - 20:45~
- 質疑応答
- 20:55~
- まとめ・主催者挨拶


レポート
⼭藤先⽣のワークショップ
ウォーミングアップでは、⼭藤先⽣から提⽰された絵をみて感じたことを、Zoomのチャット 機能を使って思い思いに表現しました。また、ワークショップ中も参加者の気付きが随時チャットに書き込まれていました。
山藤先生の講義は
- SDGsとは?「知る」
- Why SDGs ~SDGsを「考える」~
- SDGsを「どう使う・なぜ使う」(×PBL/CBL)
- 教師の立ち位置

「②Why SDGs ~SDGsを『考える』~」では、ご参加の先生方に「興味のあるターゲット」や、学校で「活用できるターゲット」についてブレイクアウトルームに分かれて、グループで話し合っていただきました。
また、生徒達にSDGsを教えるにあたり、どのように生徒の心を動かすか、山藤先生が実際に行った「学びを外に開いていく」方法が写真とともに紹介されました。生徒たちがコロナ禍でも工夫して学びを深めていく様子がとても印象的でした。
「③SDGsを『どう使う・なぜ使う』」では、生徒たちが自らの「好きを分解」し、SDGsにつなげていく手法が紹介され、参加者からも「やってみたい!」という声が多数あがりました。
いずれの方法でも、授業を受けた生徒たちが、自ら動いて変容していく姿に、先生方から感動の声がチャットにあふれていました。

J-POWERからの情報提供
J-POWERからの情報提供では「地球温暖化問題を取り巻く状況とCO2ゼロエミッションに向けたJ-POWERの取り組み」についてご紹介しました。
また、エネルギーに関する最新情報などの資料は、授業で活用いただけるように、後日メールにてお送りしました。

最後に
全体を通した質疑応答がチャットを使って行われました。質問のあった「学校全体でSDGsに取り組むための組織作り」については、ご参加いただいていたESD教育の第一人者である手島利夫先生からもご発言いただきました。
また、オンラインではありますが、最後に記念写真を撮影し、笑顔で終了となりました。
