小学生親子向け 水力編@奥只見

エコ×エネ体験ツアー 水力編@奥只見小学生親子ツアー プログラムアドバイザー

身近な秘境奥只見「自然と電気」体験学習ツアー2009(7/27〜28)に参加して

エコツーリズムを生業としている私にとって自然保護に関わる仕事として紹介されると、非常に心地よく誰からも悪く言われない。ましてエコロジーが現代のライフスタイルに欠かせないキーワードとなってからは誰にでも支持されるコメントを出すことは比較的楽になったといえるかもしれない。地球温暖化防止のためにもCO2などを吸収する森林を守らなければならないということは学校でも家庭でもメディアからでも知る機会が多い。

しかし、人間が現代社会を生きていくためにはエネルギーをいかに必要としているか、いかに必要以上に消耗しているかも知らなくては上記の啓蒙活動はまさに「ヒトゴト」となる。どうしても必要なエネルギーをどのように生み出して、どのように使うべきなのかを体験的に知るきっかけを与える「エコ×エネ体験ツアー」の持つ意味は非常に大きいと感じた。これまでの関係者の積み上げがツアーの質を高めてきているが、このツアーへの社会的期待を考えるとこれまで以上に勇気を持ってエコ×エネの光と影を紹介していただき、「ヒトゴト」にしない責任ある未来の人間を育てる一助になることを願っています。

有限会社リボーン 代表取締役プロデューサー
NPO法人 エコツーリズム・ネットワーク・ジャパン 代表理事
壱岐 健一郎

プロフィール:壱岐 健一郎(いき けんいちろう)
有限会社リボーン <エコツーリズム・ネットワーク
代表取締役プロデューサー

宮崎県出身。青山学院大学文学部卒業後、近畿日本ツーリスト入社。営業、企画、イベント、メディア販売、クラブツーリズム創業などを担当した。2000年春、大量消費型ツアーとは一線を画し、「リボーン(REBORN=蘇る)」というエコツーリズム専門会社を設立した。(2005年ドイツツアー企画準グランプリ、2007年環境省エコツーリズム大賞特別賞など受賞。)
ロハス志向の個人やCSRに熱心な優良企業を顧客として、国内・海外で築いたネットワークを活かし、限りある資源(自然・文化)を守りながらの持続可能なビジネスを目指している。
エコツーリズムプロデューサーとして執筆や講演活動中。
NPO法人エコツーリズム・ネットワーク・ジャパン代表理事、NPOソーラーシティジャパン理事など。

有限会社リボーン:http://www.reborn-japan.com