エコ×エネ体験ツアー 水力編@御母衣小学生親子ツアー プログラムアドバイザー
エコ×エネ体験ツアー 水力小学生親子編@御母衣に参加して
2023年7月の国連総会においてグレーテス事務総長は「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した。」と述べました。気候変動をはじめとした環境問題は悪化の一途をたどっています。
エコ×エネ体験ツアーは、私たちの暮らしを支えるエネルギーと森や水などの自然環境とのつながりを様々なプログラムから学ぶことができ、普段は何気なく使用している電気の大切さを実感できる2日間となっています。 そのように実感できるのも、参加者はただ単に知識を与えられるのではなく、自分ごととして考えられるように「体験」と「対話」を重視したプログラム構成になっていることが挙げられます。そして、J-POWERの社員から現場の生の声も聞け、エネルギーを作る人とエネルギーを使う人がつながりことで参加者にとって電気がより一層身近な存在になっていきます。
このプログラムに参加することで豊かな自然環境を守りたい、未来に残していきたい気持ちが参加者のなかに芽生えます。エコ×エネ体験ツアーを通して、今後も環境問題の解決に向けて行動を起こす人材が増えていくことを期待しています。
公益社団法人日本環境教育フォーラム 加藤 超大
プロフィール:加藤 超大(かとうたつひろ)

大学卒業後に青年海外協力隊(職種:環境教育)として中東・ヨルダンへの派遣を経て、2014年より日本環境教育フォーラム(JEEF)に。入社後はバングラデシュやカンボジア、インドネシアでの海外事業に携わり、2019年11月より事務局長に就任。また、2024年からは環境省と文部科学省によって設置されたESD活動支援センターの副センター長を務める。 その他に、日本シェアリングネイチャー協会理事/JICA環境教育OV会会長も兼務。