小学生親子向け 水力編@御母衣ツアー

エコ×エネ体験ツアー 水力編@御母衣小学生親子ツアー プログラムアドバイザー

エコ×エネ体験ツアー水力編@御母衣 小学生親子編(13.8.27〜28)に参加して

2013年の「エコ×エネ体験ツアー@御母衣」は、「“体験”“協働”“学び合い”の視点を大切に、“気付き”を重視した体験プログラムを通じて、日常の“行動化“へ結び付けたい」という主催者の趣旨と熱意がしっかりと詰め込まれた体験ツアーでした。

「自然」と「エネルギー」と「人間生活」。
エコ×エネ体験ツアーは、この3つ(「自然」と「エネルギー」と「人間生活」)の繋がりを探し、この繋がりに気付き、さらにこの繋がりを五感で体験する旅となりました。電気が作られる発電所の見学、自然に寄り添いながら生活が営まれてきた白川郷の散策、光のない山での夜の散策、源流捜し、みんなで取り組んだ川での水力発電。参加者の皆さんは、個々のプログラムを通じて、自然とエネルギーの大切さに気付き、学び、体験することで、自分たちの日常生活を振り返ったのではないでしょうか?

プログラムはバスでの移動中も電力クイズを実施するというかなりの過密スケジュール。主催者の皆さんは、ぎっしり詰め込んだスケジュールで参加者の皆さんが疲れていないかを心配されていましたが、子どもたちは疲れも忘れて新しい発見の数々に心を躍らせていた様子がとても伝わりました。

ツアーに参加した子どもたち、お父さん、お母さんたちが、このツアーで得られた“気付き”を今後日常の生活に活かしていってくれることを期待しています。

新日本サステナビリティ株式会社
シニア・コンサルタント
高橋 久恵

プロフィール:高橋 久恵(たかはし ひさえ)
新日本サステナビリティ株式会社
シニア・コンサルタント

大学で国際関係学、大学院で開発経済学を学ぶ。その後、政策系シンクタンク等を経て現職。開発途上国で実施される政府開発支援(ODA:Official Development Assistant)事業へのコンサルティング業務に携わる。主に、アジアやアフリカ各国において、支援事業完了後に支援現場で調査を行い、事業の効果や持続性を確認する評価業務に従事。