小学生親子向け 水力編@御母衣ツアー

エコ×エネ体験ツアー 水力編@御母衣小学生親子ツアー プログラムアドバイザー

豊かな体験と確かな知識を得られる教育プログラム

「エコ×エネ体験ツアー 小学生親子@御母衣」は、エネルギーと自然環境という二項対立を超えて、人と自然、文明の間に豊かな関係を育むきっかけとなる素晴らしいプログラムでした。

白川郷の豊かな自然から、自然との付き合い方や人間を含めた生き物の力の神秘を、J-POWERを代表する水力発電所“御母衣ダム”の内部見学や実験を通して、わたしたちの便利で快適で健康な生活の営みは、エネルギーと自然環境に支えられているということを、各分野の専門家(インタープリター)が様々な視点から実にわかりやすく伝えてくれます。

例えば水力発電に挑戦するダム作り体験では、自然に手を加えることの影響力や、その自然が生み出すエネルギーの安定供給の難しさなどを、ただ「楽しい」だけでなく「エネルギー」「自然」「人」の価値と、つながりを再認識できる、非常に深いプログラム作りとなっていました。

さまざまなプログラムで得られる豊かな体験、確かな知識、実践的情報は、2日間ではとても足りないほど充実した内容でしたが、五感を使った気付きの体験は、家庭に戻られてから環境意識や行動の変化へつながるきっかけになるでしょう。

こども国連環境会議推進協会 事務局長
(社団)公共ネットワーク機構 理事
大阪大学大学院 特任研究員
井澤 友郭

プロフィール:井澤 友郭(まつもと なおき)
こども国連環境会議推進協会 事務局長
(社団)公共ネットワーク機構 理事
大阪大学大学院 特任研究員

1974年生まれ。2003年から「持続可能な開発に向けた教育(ESD)」プログラムの普及やファシリテーター育成に関わる。特に中高生、大学生を対象に、持続可能な社会づくりに向けて先進的な取組みをしている企業や、国際連合大学などの研究機関と連携したワークショップ デザインに注力し、課題解決やキャリア形成に関するワークショップを多数企画、実施している。