vol.2 身近なエネルギー・自転車発電に挑戦!   2/5ページ

●体当たりの実験開始
「パンを焼くことができるか?」。取材班が最初に用意した実験装置は手作りのトースターでした。家庭用のオーブントースターは、どんなに情熱的な人ががんばったとしてもさすがに無理だろうと、トースターに使われているようなニクロム線(電熱線)を用意。直接、自転車の発電機から電気をとりだしてニクロム線につなぎ、どれぐらい熱くなるかに挑戦です。「まぁ、やってみましょう。トライして考えるのも実験の大事な要素ですから」と実験ははじまりました。さて、その結果は…。
 
さっそく実験スタート!
ここで行われている実験には危険なものもあります。くれぐれもマネをしないでください! キケン!マネしちゃダメ!!

実験その1 パンが焼けるか!?※危険ですので、くれぐれもマネをしないでください。
「こんがりは無理でしょうが…」とのアドバイスを参考に、ニクロム線をパンにはさんで実験開始。

「バターも用意してあります」との声に全速力でスタート。「どう?熱くなってきた?」「ん?」「どう、焦げたにおいとかしない?」「ん?」
10分経過・・・
うっすら表面が乾いただけでこんがりとはいきませんでした。

意地でもパンを焼くぞ!
うっすら表面が乾くのだから、ニクロム線を短くしてみては?その場で実験装置を変更するのもアイデアです。
AAA
人間エネルギーのもと・こぎ手を交代して再びチャレンジ!「あ、温かくなってきた」の声にさらにスピードアップ。
そして全速力の10分が経過。
ちょっと見えづらいのですが・・・
うっすらと焦げ目のようなものがつきました!


パンは焼けませんでしたが、こんなシンプルすぎる装置でもじんわり熱が伝わり焦げ目のようなものができるとは…。意外にいけるかもしれないと取材班は気をよくして次の実験装置を準備したのです。それが…

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