2020年
プレスリリース
鉄塔総点検に伴う改修計画の提出について
2020年5月20日
電源開発送変電ネットワーク株式会社
当社は、2019年の台風15号により千葉県内で鉄塔2基が倒壊したことを受け経済産業省から発出された鉄塔総点検の指示(2020年1月21日付)※1に基づき、台風多頻度エリア(太平洋側)の鉄塔の点検を実施した結果、鉄塔1基の改修が必要となることが判明したため、本日、同省へ改修計画を提出しましたのでお知らせします。
当該鉄塔は、千葉の例に類似した特殊箇所※2に立地しているため、シミュレーションを行った結果、現地で推定される風速に対して、改修が必要と判断したもので、6月中に補強工事を実施します。
なお、当該鉄塔については、このたびの総点検において現地で点検を行い、健全性・安全性が確保されていることを確認しています。
(改修計画概要)
該当設備
187kV 二又線 No.4鉄塔(高知県安芸郡北川村)
改修方法
・補助材追加(4箇所)
・重ね材補強(2箇所)
・ボルト取替(8箇所)
スケジュール
6月末までに改修予定
※1 鉄塔総点検の指示概要
1.必要な巡視・点検が行われていること、巡視・点検の結果を踏まえた必要な対策が行われていることを速やかに確認すること。
2.台風15号で倒壊した鉄塔と同様の特殊箇所に立地していないか、確認すること。
3.2.に該当する鉄塔が存在した場合、速やかに経済産業省に報告するとともに、シミュレーション等により改修の要否を精査し、その結果を踏まえて改修計画を作成して、速やかに提出すること。
4.3.で作成した改修計画に基づいて、改修工事等の必要な対策を速やかに実施すること。
※2 特殊な地形により風が増速する可能性がある箇所
以上