佐久間発電所
Sakuma Hydropower Plant

ここはJ-POWERが設立初期に建設した水力発電所である、佐久間発電所です。佐久間発電所は、1956年に運転を開始。以来、現在まで半世紀以上の年月を経て、今も電力を供給し続けています。
佐久間発電所は、戦後の電力不足を解消するため、大規模かつ開発困難な水力発電計画の最初の地点として、当時の近代技術の粋を集めて完成されました。
佐久間発電所は当時、東洋一の規模を誇り、戦後土木技術発展の原点となりました。現在でも年間平均14億kWhと、日本最大級の発電電力量を誇ります。
ダムの堤高は155.5m。重力式コンクリートダムです。
ダムを下から見上げるとこんな感じです。堤高155.5mの高さは圧倒的です。
出水時にはダムの水位を調整するために、必要により放流します。
ダム直下の外側にある階段です。
ダムの最上部からの景色です。足下には充分にご注意ください。
なお、ダムの内部にはこのような通路が張り巡らされており、定期点検時等に使用します。
これが発電機です。佐久間発電所ではこのような発電機を4台設置しており、合計35万kWの電気を発生させることができます。
水車ピットの中は、このようになっています。ダムから送られた水を水車ランナに作用させて回転させ、電気を発生させます。発電時にはこの軸が勢いよく回転します。
定期的に巡視を行い、発電所の安定運転を支えています。
発電所の運転は、愛知県春日井市にある中地域制御所から24時間遠隔操作で行っています。ただし、定期点検後の試運転など、手動で発電所を操作することもあります。
発電を終えた後、ここで放水されて水が川に戻ってゆきます。
佐久間発電所屋外機器です。
佐久間発電所で作った電気を、これらの送電線を利用して中部地方や関東地方にお届けしています。
また、佐久間周波数変換所もあります。日本で使われている電気の周波数は、東日本が50Hz、西日本が60Hzです。このままでは東西の電気がお互いに使用できません。東西で異なる周波数の日本の電力を融通できるようにするのが周波数変換所。現在日本に3つある周波数変換所の一つです。
佐久間ダムを見下ろす小高い丘にある「佐久間電力館」には、建設中から現在に至る数々の資料が備えられています。
「水のエネルギーコーナー」です。ここでは、電気のしくみを体感できるような展示をしています。
佐久間ダムでお猿さん発見です!このように自然豊かな場所に立地しています。