J POWER 電源開発

WORK

私の仕事

現場の社員や社内外の関係者と連携して送電設備の課題を日々解決する仕事。

J-POWERは全国に送電設備を保有していますが、私の業務は東京の本社で現場から寄せられる設備の異常やトラブルに関する相談を受け、現地の社員や社内外の関係者と連携して課題解決にあたることです。
送電設備には大きく分けて、鉄塔や送電線などの架空設備と、地中や海中に埋められたケーブルなどの地中(海中)設備の2種類があります。
架空設備の大部分は鉄鋼やアルミなどの金属で作られているため、時間経過や、海に近い地域では塩分などの影響により錆などの腐食が生じます。腐食が著しい場合には断線などの重大事故につながることも懸念されるため、きめ細かな点検や設備撤去品の調査などにより設備状況を把握し、日々対策を検討します。
一方、地中(海中)設備は、架空設備に比べて設備量こそ少ないものの本州と北海道、本州と四国など地域の送電ネットワーク同士を結ぶ重要な設備です。普段目に見えない場所に敷設されていることもあり、小さな異常でも迅速に現地と情報交換を行い、協力して原因の究明や対策にあたります。
これら送電設備の異常で万一停電が発生すれば、私たちの生活に多大な影響を与えてしまいます。そのため、一緒に働く仲間や、関係する社外の方々との日頃の情報共有によって、トラブルを未然に防ぐことが重要だと考えています。

上遠野 貴裕

所属する組織のミッション

送電距離2,400㎞、鉄塔数6,200基の送電設備を維持管理する司令塔。

J-POWERでは、全国で送電線亘長約2,400㎞、鉄塔基数約6,200基にのぼる送電設備を保有しており、送電室ではそれら設備の維持管理に関わる業務を実施しています。
送電設備の中には、建設後50年を超える高経年設備も増えてきており、今後は設備の更新を順次進めていかなければなりません。しかし、限りある経営資源をどう投入するか、本社において優先順位をつけながら計画を立てていく必要があり、全国に8カ所あるメンテナンス拠点の社員と協力して状況把握や問題発生時の原因究明、設備維持方法の検討などを行っています。
実際の工事では送電部門のみならず、社内の関係各部門、社外の関係各社との緊密なコミュニケーションが必須です。その積み重ねが送電設備の事故を未然に防ぎ、電力の安定供給を支えているのだと感じています。

J-POWERで働く理由

J-POWERの使命は電気を安全・安価に安定して供給し社会の発展に貢献すること。

私がJ-POWERを選んだ理由は、直接ユーザーに電気を提供することはないものの、日本の電力安定供給を支える「縁の下の力持ち」な存在であることに強くひかれたからです。企業研究を進めていく中で、「建設困難な地点での水力発電所建設」や「世界最高水準の石炭火力発電所建設」など困難な課題に長年取り組む一方、風力発電などの再生可能エネルギーにも積極的にチャレンジし、海外にまで事業を展開しているグローバルな会社であることを知りました。
中でも、本州と北海道、四国、九州とをそれぞれつなぐ地域間連系設備をメンテナンスし、日本全国の広域的な電力融通に貢献する送電部門の業務に特に興味を持ちました。現在こうした業務に携わることができて、とてもうれしく思っています。
J-POWERの使命は、「人々の求めるエネルギーを不断に提供する」という企業理念に示されている通り、電気という普遍的かつ不可欠なエネルギーを、安全で安価に、安定して供給することで、社会の発展に貢献していくことです。個人的には、将来、再生可能エネルギー分野や発展途上国での送電設備建設のコンサルティングなどにも取り組んでみたいと考えています。

オフタイム

休日は、妻と何気ない一日をのんびりと過ごすことが楽しみ。

オフタイム休日は、共働きの妻と買い物に行き、夕食や翌日以降の朝食をまとめて作るなど、何気ない一日をのんびりと過ごしています。
そのほかには、会社の同期や後輩たちと毎年夏に恒例のバーベキューパーティーをしたり、冬は仲間たちとスノーボードをしに東北方面に行ったりしています。妻も私も旅行が好きなのですが、最近はあまり行く機会がないため、今年こそはいろいろな場所に行こうと計画を練っているところです。

印象に残る仕事

関係者との連携と協力が電力の安定供給に寄与することを実感。

印象に残る仕事

鉄塔間に張られている送電線は一見単純な構造に見えますが、その張り替えの際には多くの課題を解決していく必要があります。2012年にJ-POWERの送電設備・水力発電設備のメンテナンスを行うグループ会社である株式会社JPハイテックに出向していたころ、初めて鉄塔の強度設計業務に携わった時のことが強く印象に残っています。
鉄鋼材を組み合せた構造を持つ鉄塔は、建設時にさまざまな条件を加味して各部材にかかる力を計算しています。電線を張り替える際には、設計当初は想定していなかった力が鉄塔にかかることもあり、鉄塔の損壊を防ぐために部材を補強する必要があります。また、鉄塔にかかる力は工事の工法にも大きく左右されるため、工事施工業者へ工法の確認を何度も行い、慎重に強度検討を実施します。鉄塔や部材の損壊は作業員の人命に関わり、電力の供給支障にもつながることから、工事が無事に終了したとの連絡を受けた時には、ほっと胸を撫でおろした記憶があります。
このような工事は毎年数多くある工事の一つですが、私にとっては、各関係者との日々の連携と協力の積み重ねが電力の安定供給に寄与することを実感した、貴重な経験でした。このときの経験は、今でも仕事をする上での基本となっています。

上遠野 貴裕

流通システム部 送電室
工学部 電気電子工学科
2008年入社

CAREER STEP

2008年
水力・送変電部 北海道支店 北海道送電管理所 上士幌送電所 送電設備のメンテナンス業務
2012年
(株)JPハイテック 送電設計部出向 送電設備の設計業務
2014年
流通システム部 送電室 送電設備のメンテナンス計画業務

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