J POWER 電源開発

WORK

私の仕事

電気を不断に供給するため、火力発電所の運転員として絶えず緊張感を保って運転。

現在、長崎県にある松島火力発電所で運転員をしています。運転員になるためには、二つの資格試験に合格する必要があります。一つはボイラーに関する資格で、もう一つはタービン電気オペレーターの資格です。私はこれら二つの資格を取得し、現在、正式な運転員として日々スキルを磨いています。
運転員への道は、配属直後に先輩の後ろに付いてOJT(職場での実際の業務を通じた社員育成)で学ぶことからスタートしました。その後、発電機器等の現場パトロールを任され、責任の重さと同時に仕事のおもしろさを実感したのを覚えています。パトロールで大切なことは、機器等の異変を見つけることです。異変かどうかを判断する能力を身に着けるうえで、パトロールで見つけたどんな些細なことでも報告したことが、よい経験になりました。こうした、緊張感のある毎日のパトロールによって、電気は不断に供給されているのです。

神山 英之

所属する組織のミッション

24時間365日、安全に効率良く発電するために運転員全員でトラブルを未然に防ぐ。

松島火力発電所には出力50万kWの発電機が2基あり、最大100万kW(約30万世帯分)の電力をつくる能力を持っています。発電は、ただ単に燃料である石炭を燃焼させ、発生した蒸気でタービンを回転させればいいわけではありません。発電グループのミッションは、その発電を、24時間365日途切れることなく、安全に効率良く行うことです。機器の不具合で発電機が停止しないよう、細心の注意をもって業務に取り組んでいます。
毎日の業務で大事なことは次の三つです。第一に、発電機器に負担を与えないように、ソフトな操作を心がけること。第二に、中央制御室では常に運転データに目を配り、異変がないかをチェックすること。第三に、中央制御室のデータだけではわからない異変を早期発見するために、現場のパトロールを欠かさないこと。松島火力発電所は日本初の大規模輸入炭火力発電所ですが、1981年の運転開始以来、30年以上にわたって蓄積されたトラブル事例を運転員全員が把握し、機器の故障に至る前に適切なメンテナンスを行うことで、電力の安定供給を実現しています。

J-POWERで働く理由

日本一発電用石炭を使う会社の「発電屋」として低炭素社会実現に向けた貢献をする。

子供の頃から環境問題に関心があり、低炭素社会を実現できる会社で働きたいと思っていました。学生時代には燃料電池の研究を行っていたため、そちらの道に進むという選択肢もありました。しかし、CO2の排出量が多い電力会社で火力発電の効率を上げることこそが、化石燃料消費量の削減、最終的にはCO2排出量の削減につながると考えました。私は、低炭素社会の実現のために、「発電屋」になることを選んだのです。
数ある電力会社の中でもJ-POWERは、風力発電やバイオマス燃料利用といった新事業への取り組みや、石炭をガス化し発電効率を向上させるプロジェクト、CO2貯留・回収技術といった研究開発を積極的に進めています。多様なアプローチで低炭素社会に向けて貢献していることが、J-POWERで働くことを選ぶ決め手になりました。
また、一般に電気事業には「発電」「送変電」「配電」「小売り」の領域がありますが、他の電力会社と異なり「発電」「送変電」事業に特化したJ-POWERなら、自分が「発電」に携るチャンスがより大きいと感じました。これが、私がJ-POWERを選んだもう一つの理由です。

オフタイム

真夏の「ペーロン」。部署や役職を越え取り組む夏の風物詩。

オフタイム「ペーロン」は毎年7月に開催される長崎県の伝統行事です。全長14mのペーロン船という船に26名の漕ぎ手が乗り組み、1,200mのコースを太鼓や銅鑼の拍子に合わせて競漕します。私が初めて「ペーロン」に参加したのは、入社して最初の配属地として松島火力発電所に赴任した年のことです。大会前は夕方6時から2時間の練習をほぼ毎日行うため、練習後に夜勤があったり、逆に仕事が終わってすぐに練習があったりとクタクタになる日々でした。しかし、そのような練習を乗り越えて迎える大会当日には、発電所の所長のほかOB社員まで駆けつけ、大きな一体感に包まれます。所属部署の垣根を越え、年齢や役職も越え、優勝という目的に向かって頑張ることができるのが「ペーロン」のよいところです。今では、自分にとって夏になくてはならない行事となりました。

印象に残る仕事

初めて参加した定期検査。電気をつくっている実感を味わった瞬間。

印象に残る仕事

火力発電所には、定期的に発電プラントを停止してメンテナンスを行う「定期検査」が義務付けられています。松島火力発電所では、2基の発電プラントの定期検査をそれぞれ2年に1回ずつ交互に実施するため、毎年1回いずれかの定期検査があります。
この定期検査は、稼働中のプラントの日常的なパトロールとは違い、2~3カ月間もの期間にわたりプラントを完全に停止させて行うものです。1日でも早く検査を終了させ通常の運転体制に戻るため、計画された期間内に一つ一つの検査を確実に行っていくことがとても重要です。
私は入社4年目に初めて定期検査に携わることになりました。それまでもアシスタントとしての経験はありましたが、プレッシャーは段違いです。そんな中、検査を期間内に無事に終わらせることができたことは大きな自信になりました。
特に、定期検査の最終段階に実施する「並列※」と呼ばれる操作に立ち会ったことは、よく覚えています。関係者が集まりただならぬ緊張感に包まれる中央制御室で、無事に操作が完了した瞬間には、「電気をつくり、送り届けているんだ」と実感しました。
安全に効率良く、不断に電気をつくること。これを使命として、今後も業務に携わっていきたいと思います。
※停止した発電プラントを徐々に立ち上げて、つくり出した電気を発電所の外に送り出せるようになること

神山 英之

松島火力発電所 発電グループ
理工学研究科 電気工学専攻
2010年入社

CAREER STEP

2010年
松島火力発電所 発電グループ 石炭火力発電所の運転業務

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