ここで取材班は実験の方向性を大きく変更することに。いきなりパンを焼いたり、ゆで卵をつくるなんて大きな力を必要とするものではなく、小さな力でも動くものに発想をスイッチしたのです。「壁にぶつかったからといってあきらめない、これも人間のエネルギーのひとつかもしれませんよ」という実験班の声に後押しされて、いざ再出発です。用意したのは電池で動くもの。自転車のライトがつくのですから、これぐらいなら大丈夫でしょうと、実験を開始したのですが、いきなり壁にぶつかりました。