1.原子力発電所の電源線における送電鉄塔基礎の安定性評価(結果) |
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当社は、平成23年4月15日に原子力安全・保安院長より「原子力発電所の外部電源の信頼性確保について(指示)」に係る文書を受領し、これに基づき、原子力発電所における電源線の外部電源の信頼性確保に係る実施状況を取りまとめ、平成23年5月16日に原子力安全・保安院へ報告しました(平成23年5月16日お知らせ済み)。
報告書の中で、原子力発電所に繋がる電源線の信頼性を更に向上させるため、地震による送電鉄塔の基礎の安定性について評価を行うこととしておりましたが、今般、評価の結果がまとまったことから報告しました。 |
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【報告概要】 |
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原子力発電所に繋がる500kV大間幹線、500kV奥清津分岐線、66kV大間線の計136基について、以下の安定性評価を実施し、いずれも問題ないことを確認した。
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盛土の崩壊に対する基礎の安定性評価 |
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地すべりに対する基礎の安定性評価 |
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急傾斜地の土砂崩壊に対する基礎の安定性評価 |
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2.原子力発電所の外部電源の信頼性確保に係る開閉所等の耐震性評価(計画) |
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当社は、平成24年1月19日に原子力安全・保安院長より「原子力発電所等の外部電源の信頼性確保に係る開閉所等の地震対策について(追加指示)」に係る文書を受領しました。
指示文書に基づき、原子力発電所の外部電源の信頼性確保に係る開閉所等の耐震性評価についての実施計画書を作成し、報告しました。 |
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【報告概要】 |
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開閉所における電気設備及び変圧器について、これら設備の入力地震動を算定の上、発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針、関連学協会規格・基準における評価基準を準用し評価を行う。結果については、平成24年12月に耐震性評価報告(中間報告)、平成25年8月に耐震性評価報告を行う予定である。なお、耐震性評価の進捗状況について、四半期毎に原子力安全・保安院へ報告する。 |