安全設計と新規制基準

新規制基準の策定

2011年3月に発生した福島第一原子力発電所の事故の教訓を踏まえ、2013年7月に原子発電所に関する新規制基準が施行されました。 従来の規制基準では、重大事故(シビアアクシデント)対策が規制対象とされておらず十分な備えがなかったことが安全規制の問題として指摘されました。

新たに制定された新規制基準は従来からある「設計基準事故対策」が強化され、「重大事故等対策」が新たに盛り込まれました。「重大事故対策」では、万が一、設計基準事故の想定を超える重大事故やテロが発生した場合に事故進展を防止するための対策です。安全機能が一斉に失われることのないよう、自然災害だけではなく、幅広い要因のリスクに備えるため設計基準が大幅に強化されています。

大間原子力発電所での新規制基準への対応は「大間原子力発電所の安全対策」をご覧ください。

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