奥只見(増設)・大鳥(増設)発電所及び
奥只見(維持流量)発電所の営業運転開始について
平成15年6月9日
電源開発株式会社
当社が平成11年7月から建設を進めてまいりました奥只見(増設)発電所(福島県檜枝岐村、増設出力20万kW)及び大鳥(増設)発電所(福島県只見町、増設出力8.7万kW)は、6月7日より、営業運転を開始致しました。奥只見発電所は既設(36万kW)と増設(20万kW)を合わせると最大出力が56万kWとなり、一般水力発電所(揚水発電所を含まない)としては国内最大出力を誇る発電所となります。

また、奥只見(増設)発電所建設工事に伴い、奥只見ダムと放水口間の川の流れを回復させるためにダム直下から毎秒2.56m3の水を流す河川維持放流設備を設置したことから、この維持流量を有効活用する目的で、奥只見(維持流量)発電所(福島県檜枝岐村、出力0.27万kW)も新たに設置し、同日より、営業運転を開始致しました。

増設工事の目的は、既設の奥只見ダム(昭和36年完成)と大鳥ダム(昭和38年完成)を活用して、発電所を新たに増設し最大出力を増強させピーク対応供給力を高めることにあり、発生した電力は東京電力及び東北電力の2社に供給します。

また、工事区域は越後三山只見国定公園に位置しイヌワシ等の貴重動植物の生息地にあたることから、イヌワシの営巣に配慮して営巣期間である11月〜6月は地上部工事を休止するなど、各種環境保全対策を行ってまいりました。

なお、これにより当社の発電設備出力は以下のとおりとなりました。
水力 59カ所 8,550,500kW
火力 8カ所 7,824,500kW
合計 16,375,000kW
発電所主要諸元
発電所名 奥只見発電所 大鳥発電所 奥只見(維持流量)
発電所
既設 増設 既設 増設
発電所位置 福島県檜枝岐村 福島県只見町 福島県檜枝岐村
河川名 阿賀野川水系只見川 阿賀野川水系只見川 阿賀野川水系只見川
発電方式 ダム水路式 ダム式 ダム式
最大出力(万kW) 36 20 9.5 8.7 0.27
最大使用水量(m3/s) 249 138 220 207 2.56
有効落差(m) 170.0 164.2 50.8 48.1 130.3
※ 参考 ≪全国一般水力発電所(揚水発電所を除く)最大出力ベスト5≫
  発電所名 場所 最大出力(万kW) 会社名
奥只見発電所 福島県 56 J−POWER
田子倉発電所 福島県 38 J−POWER
佐久間発電所 静岡県 35 J−POWER
黒部川第四発電所 富山県 33.5 関西電力(株)
有峰第一発電所 富山県 26.5 北陸電力(株)
連絡先
電源開発株式会社 総務部広報室 辻村・西井 TEL:03-3546-2211
電源開発株式会社 奥只見・大鳥増設建設所 古川・大塚 TEL:02579-2-9740
以上
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