クレアモント炭鉱プロジェクトの権益取得について
平成15年6月3日
電源開発株式会社
電源開発株式会社(社長:中垣喜彦、以下「J-POWER」)は、今般、リオ・ティントグループのクィーンズランド・コール社、三菱商事グループの三菱デベロップメント社との間で、両社よりクレアモント炭鉱プロジェクト共同事業体(以下「CJV」)の権益15%を取得する覚書を締結しました。今後、ジョイントベンチャー契約、権益譲渡契約の締結など所要の手続きを経ることとなります。 これを受けて、CJVは、今後2年程度の期間をかけて最終的な事業化調査を実施し、2005年を目途に開発の可否について決定を行なう予定です。

J-POWERはすでに、リオ・ティントグループなどと豪州クイーンズランド州においてブレアソ−ル炭鉱開発を共同で行っており、この後継炭としても検討しています。
クレアモント炭鉱プロジェクトについては、以下の特色があります。
  • クレアモント炭の性状がブレアソール炭によく似ており、J-POWERにとって利用しやすい石炭であり、量的確保も期待できること。
  • ブレアソール炭鉱が使用している石炭貨車積み設備、鉄道、港湾などのインフラを引き続きクレアモント炭鉱でも利用できること。
  • さらに、リオ・ティントグループのパシフィック・コール社が操業を行うため信頼性の高い操業が期待できるとともに、ブレアソール炭鉱開発で培った同グループとの良好な関係が維持できること。
  • 石炭開発に積極的な三菱商事グループが共同事業体の一員であること。
添付資料
以上
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