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電源開発(株)及びベンチャー企業（構造品質保証研究所(株)）
による構造品質保証事業の共同開発について 平成13年4月25日
電源開発株式会社
今般（4月18日）、電源開発(株)と構造品質保証研究所(株)（本社：千代田区九段、社長：五十嵐 俊一）は、構築物の構造品質保証事業を共同開発することで、合意に至りました。
すでに、構造品質保証研究所(株)に対し、電源開発(株)グループの(株)開発設計コンサルタント（本社:中野区弥生、社長:水江 征捷）を通じて出資(8%)を行うとともに、4月より社員も派遣しています。 共同開発する構築物の構造品質保証事業とは、鉄筋コンクリート造を中心とする既存の建物・インフラ施設等を対象に、劣化・耐震診断技術及び改修技術を用いて、「評価」・「改善」、さらに必要に応じて「保証」を行うという、総合的な「構造品質保証事業」です。 オフィスビル等を中心に、投資額を抑制するための構築物の長寿命化や、建物不動産投資信託に不可欠な資産価値評価に対するニーズは急速に高まっており、その成長性は極めて高いと判断し、これらのニーズに対応できる「構造品質保証事業」という新たなビジネスモデルを共同開発することにしたものです。 今後は、ビジネスモデルの確立に向けた検討を鋭意進め、本年7月より試験的な営業活動を開始し、出来るだけ早期の本格的な事業化を目指します。 構造品質保証研究所(株)は、・ 常時微動測定を応用した耐震技術診断 ・ 柱などに合成繊維シートを巻き付けて崩壊を防ぐ技術「ソフトな SRF 補強（特許出願中）」等のユニークな技術を開発し、高度な建設関係技術と豊富な経験を持つ専門家ネットワークを有する設立2年目のベンチャー企業です。 また、電発は、電力事業の一環として大規模土木建築物を多数手がけてきた実績を有し、耐震分野においても人材・技術を豊富に蓄積しています。そこで、両社が提携することで、電発の技術力や信用力と、構保研の専門家ネットワークとの相乗効果によって、効率的かつ質の高い構造品質保証事業の開発を可能にするものです。 ※SRFとは、Soft Retrofitting Failure(欠陥の柔軟な改修)
（会社概要）
１.構造品質保証研究所(株)
２.(株)開発設計コンサルタント
以上
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