インドネシア国ジャワ〜スマトラ連系送電線事業のコンサルティング業務を
(株)ニュージェックと電源開発(株)が受注

平成22年08月04日
株式会社ニュージェック
電源開発株式会社


 株式会社ニュージェック(取締役社長 松本正毅、本社:大阪市北区、以下「ニュージェック」)および電源開発株式会社(取締役社長 北村雅良、本社:東京都中央区、以下「Jパワー」)は、今般、インドネシア国有電力会社(以下「PLN」)とジャワ〜スマトラ連系送電線事業に伴うコンサルティング業務契約を調印しました。


ジャワ〜スマトラ連系送電線事業について

 インドネシアは経済成長が著しく、これに伴い電力需要も急速な伸びを呈しています。
PLNは、今後の電力需要の伸びに対応するため、スマトラ島に石炭焚き火力発電所を建設し、その電力を主に直流設備(±500kV : 3,000MW)を通して大需要地域であるジャワ島ジャカルタ地域へ送電することを重要な計画として揚げています。
 本事業はインドネシアの電力安定供給・環境改善および経済インフラ発展の促進に資する大規模事業であり、この建設のために円借款が供与されています。



コンサルティング業務について

 関西電力グループであるニュージェック、およびJパワーは、2社が培ってきた直流送電設備の設計・建設から運転・保守に至る技術力と経験を活かして、本コンサルティング業務を進めていきます。

○実施体制 ニュージェック・Jパワーおよび現地社の共同企業体
○業務内容 架空送電線(亘長約700km)・海底ケーブル・交流/直流変換所・開閉所等の設計、仕様の策定、および施工監理
○業務期間 約6年間


 ニュージェックは、これまで東南アジア地域を中心に主に電力インフラに関係した調査、設計、施工監理を通じて相手国の発展に貢献してきましたが、今後は活動地域と分野(水資源、地球環境等)を拡大し更なる貢献に取り組んでいきます。
 Jパワーは、日本において培った直流送電技術を含む高度な技術力を生かして、アジア地域を中心に、地球規模での温暖化ガスの排出抑制や各国の効率的な電力インフラの整備に積極的に取り組んでいきます。



以上


【添付書類】



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