中国漢江一貫水力開発プロジェクトへの参画について
〜Jパワー 中国で2件目のIPP事業〜

平成19年11月16日
電源開発株式会社

               
             

 Jパワー(電源開発株式会社、社長:中垣喜彦)は、中国陝西(せんせい)省において、漢江一貫水力開発プロジェクトを所有・実施する陝西漢江投資開発有限公司(以下「漢江公司」)の権益の27%を取得することとし、昨日、持分譲渡契約を陝西省水電開発有限責任公司(以下「水電公司」)、並びに安康市国有資本経営公司(以下「安康公司」)と締結しました。また、新たに外資(Jパワー)が漢江公司に参加することから、中外合弁企業法に基づく合弁契約を、残りの株主4社と締結致しました。


喜河発電所
 漢江公司は、大唐陝西発電有限公司を筆頭とする5社が権益を所有し、中国陝西省において漢江の河川一貫水力開発を実施しています。

 この5社のうち水電公司、並びに安康公司が持分譲渡の意向を表明したことから、国有資産譲渡に関する公告が行われ、Jパワーが落札し今回譲渡契約の締結に至ったものです。(水電公司から25%、安康公司から2%、計27%)

 またJパワーが権益を取得したことに伴い、漢江公司は外資合弁企業となることから、中外合弁企業法に基づき新たに合弁契約を締結しました。今後、中国での許認可手続きを経て、平成20年1月ごろ外資合弁会社となる予定です。


 Jパワーはこれまで、中国山西省において、天石資源総合利用プロジェクト(25MW×2基)の投資を実施してきており、今回の権益取得は、中国における2件目の投資案件となります。またJパワーは11月1日に国際事業部内に「中国室」を新設しており、中国における発電事業を今後も積極的に推進していく予定です。

 本件によりJパワーが出資する海外IPP事業は、6カ国・地域で運転中16件、建設中3件となります。



以上


【添付書類】



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