Jパワー、三井鉱山(株)から水道事業を取得
〜Jパワー、水道PFI/PPPへ本格参入〜

平成19年7月2日

電源開発株式会社





 本日、Jパワー(電源開発株式会社、社長:中垣喜彦(なかがき よしひこ))は、三井鉱山株式会社(社長:小倉清明(おぐら きよあき))より、同社の子会社である株式会社フレッシュ・ウォーター三池(以下「FWM」という)の株式取得等を通じ、水道事業を取得しました。

(宮原浄水場)
 三井鉱山(株)は、福岡県大牟田市と熊本県荒尾市において、主に三池炭鉱関連向けに水道事業を運営してきました。現在は、FWM(譲渡前は三井鉱山(株)の100%子会社)が事業主体となり、大牟田市からの長期浄水委託等を主体に、大牟田・荒尾両市内で上水道/工業用水道事業を運営しています。

 今般、FWMの株式譲渡に係る提案競争が三井鉱山(株)により行われ、Jパワーとヴェオリア・ウォーター・ジャパン(株)(代表取締役:オギュスト・ローラン、以下「VWJ」という)との共同事業体が優先交渉権を獲得し、その後の詳細な事業性評価、契約交渉等を経て、本日、本水道事業の取得に至りました。両社はFWMの株式(Jパワー:51%、VWJ:49%)、水道関連施設等を取得、保有します。また、水道関連施設の維持・運転業務等は、両社が新設するO&M(運営・維持管理)会社((株)フレッシュ・ウォーター・サービス)が実施します。両社のノウハウを最大限活用し、安全で安心な水の供給を、長期安定的かつ経済的に実施していきます。

 Jパワーは、これまで、寒川浄水場排水処理施設特定事業(神奈川県)、江戸川浄水場排水処理施設整備等事業(千葉県)において水道PFI/PPPへ参画しています。本件ではヴェオリア・ウォーター・グループとともに、水道事業運営の要となる長期O&Mマネジメント、水質管理等への進出を果たすものです。Jパワーは、これまで電気事業で培った長期安定的に投資を回収するビジネスモデルのノウハウを活かし、今後、水道PFI/PPPへの取り組みをより一層推進していきます。




以上


添付書類
Page Top
CLOSE