田子倉発電所4号機一括更新工事の竣工・運転開始について

平成18年6月1日

電源開発株式会社




  Jパワー(電源開発株式会社、社長:中垣喜彦)田子倉発電所の4号機について、主要設備の一括更新工事を実施しておりましたが、昨日5月31日(水)に使用前自主検査を終了し、同日より営業運転を始めました。

  田子倉発電所(福島県)は一般水力発電では国内第2位の出力を持つ大規模水力発電所ですが、運転開始から約50年が経過しており、設備の信頼性を新設時と同レベルに保つことを目的として、平成16年11月より主要設備の一括更新工事を始めました。

  本工事は、水車、発電機、主要変圧器等の主要設備を一括して更新するもので、1〜4号機の4機全てについて実施します。今回の4号機は1機目となり、残る3機も平成24年までに順次工事を行います。

  また、水車ランナの羽根形状を改良すること等により、1機当りの出力は9.5万kWから5千kW増加の10万kWとなり、4機合計では38万kWから40万kWへと増加します。

  4号機が運転を始めたことにより、田子倉発電所の出力は38.5万kWとなり、Jパワーの発電設備出力は1638万kW(水力8,555,500kW、火力7,824,500kW)となりました。

  また、糠平発電所(北海道)においても本年7月から同様の工事を実施する予定です。


(参考) 田子倉発電所
  所在地 :福島県只見町
  出力 :38.5万kW(9.5万kW×3機、10万kW×1機)
  最大使用水量 :420m3/s
  ダム :田子倉ダム(頂長462m、高さ145m)
  運転開始 :昭和34年5月(部分運開)




以上


添付書類
本文(PDF 53KB)

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