Jパワー ブラジルのCDMプロジェクトから排出権282万トンを購入 〜
日本企業によるCDMクレジット購入量として最大〜

平成17年8月8日

電源開発株式会社



  電源開発株式会社(社長:中垣喜彦(なかがき よしひこ)、以下「Jパワー」)は、ブラジル国の廃棄物処理会社であるエセンシス環境ソリューション株式会社(ESSENCIS SOLUCOES AMBIENTAIS S.A)と、同社が実施するクリーン開発メカニズム(以下「CDM」)プロジェクトから発生する排出権クレジット282万トンを購入する契約を締結しました。

  本プロジェクトは、エセンシス環境ソリューション㈱がブラジル国サンパウロ市北西に所有するカイエイラス廃棄物処分場においてメタンガスを回収・燃焼し、温室効果ガスの排出削減を行うものです。既に日本国政府によるCDM事業承認を得ており、今月中にプロジェクト有効化審査を終了し、CDM理事会に登録申請を行う予定です。

  Jパワーは、本プロジェクトより2006年から2012年までの7年間で282万トンの排出権クレジットを購入しますが、これまで日本企業が公表した排出権クレジット購入量としては最大となります。

  Jパワーは、CDMプロジェクトの開発について積極的に取り組んでおりますが、本件のようなクレジットの購入も柔軟に組み合わせて、京都メカニズムの活用を進めてまいります。

  なお、本契約の締結にあたっては、JパワーのCDMプロジェクトの開発におけるパートナーであるMGMインターナショナル社に仲介を依頼しております。



以上



添付書類



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