ウズベキスタン国タシケント火力発電所近代化事業
コンサルタント業務の受注について

平成17年1月17日

電源開発株式会社
中部電力株式会社


 電源開発株式会社(社長=中垣喜彦、以下「Jパワー」)と中部電力株式会社(社長=川口文夫、以下「中部電力」)は共同で、ウズベキスタン国のウズベクエネルゴ電力公社より「タシケント火力発電所近代化事業(円借款事業)」施工監理にかかるコンサルタント業務を受注いたしました。

 本事業は、電力の安定供給、国産天然ガスの効率的利用、環境負荷の軽減を図ることを目的に、ウズベキスタン国の首都タシケント市近郊に位置するタシケント火力発電所(天然ガス、186万kW)内に天然ガス複合火力発電プラント1基(37万kW)を建設するものです。2006年春に建設工事に着手し、2008年冬に運転を開始する予定です。Jパワーおよび中部電力は、技術者をウズベキスタン国へ派遣し、火力発電所建設を円滑に進めてまいります。

 Jパワーは、これまでに59カ国において236件(12月末現在)の海外コンサルティング案件を実施してまいりましたが、本業務は中央アジアにおける初めての施工監理案件となります。同地域では今後市場経済化の進展に伴う電力需要の増加が想定される一方で、旧ソ連時代に建設された発電所の老朽化が進んでいることから、今後、本件を足がかりとした既設発電所の改修や新設等の事業機会の拡大を見込んでおります。

 また、中部電力は、これまでに31カ国において75件(12月末現在)の海外コンサルティング案件を実施してまいりましたが、本業務が初めての本格的な施工監理案件となります。国内の天然ガス複合火力発電設備の建設・運転・保守についての豊富な経験を活かして、ウズベキスタン国の発展に貢献してまいります。


以上

お問い合わせ先:
Jパワー 総務部広報室 山田、吉永 TEL:03−3546−2211
中部電力 広報部報道グループ 岩崎 TEL:052−961−3582



添付書類



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