タイ国カエンコイ2ガス火力発電所事業への参画について
〜タイ国のIPPとしては最大規模の大型ガス火力発電所〜

平成16年10月29日
電源開発株式会社


 電源開発株式会社(社長=中垣喜彦、以下「J-POWER」)は、タイ国でIPP事業を行う持株会社であるガルフ・エレクトリック社(J-POWERの出資比率49%)を通じて、タイ国サラブリ県カエンコイ地区において1,468MWのガス火力発電所事業に参画することといたしました。

 10月28日、タイ国電力公社(EGAT)とガルフ・エレクトリック社の100%子会社であるガルフ・パワー社との間で同事業に関する電力購入契約(PPA)が締結されました。運転開始後は、同契約に基づきEGATへ電力を販売していく予定であります。
 同国においては順調な経済成長に伴い電力需要の高い伸びが予想されており、本事業は同国の電力需給上重要な意義を持つものと考えます。

 今後のスケジュールとしては、着工が本年12月、運転開始は1号機が平成19年3月、2号機が平成20年3月の予定です。

 総事業費は約1,084億円を見込んでおり、このうち出資額は約271億円(J-POWERの出資額は約133億円)、残り約813億円はプロジェクト・ファイナンスを前提とした借り入れで調達する予定です。

 J-POWERは国内で50年に及ぶ発電事業の実績を有しており、また海外においては40年にわたり電気事業に関わる調査・設計・施工監理、その他技術協力に関するコンサルティング事業を行うほか、近年はアジア地域を中心にIPP事業を展開しております。

 J-POWERが出資する海外IPP事業は、本事業を含めて、6ケ国・地域15件(運転中11件)であり、このうちタイ国は10件(運転中7件)です。



以上



添付書類
<問い合わせ先>
電源開発株式会社 広報室 山田・吉永 TEL:03-3546-2211(代表)
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