「太陽光発電システム等国際共同実証開発」の契約締結について
−太陽光発電等分散配置型システム技術実証研究(PV+風力+新型蓄電池)−
平成16年3月1日
電源開発株式会社
 このたび、電源開発株式会社(社長=中垣喜彦、以下「J-POWER」)は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(New Energy And Industrial Technology Development Organization; 以下「NEDO」)が実施する「平成15年度太陽光発電システム等国際共同実証開発事業」のうち「太陽光発電等分散配置型システム技術実証研究(PV+風力+新型蓄電池)」についてユニコ インターナショナル株式会社と共同で契約を締結しました。
 本件は、NEDOが経済産業省からの補助金をもとに、太陽光発電システムに関する実証試験、改良、信頼性向上等を効率的に進めるための共同実証研究を諸外国と協力して実施し、実用化技術開発を推進するもので、昨年9月にNEDOの公募で採択されたものです。調査期間は平成17年3月までとなっております。本業務の契約金額は、総額約400百万円(うちJ-POWER分約220百万円)となります。
※PV=photovoltaic(太陽光発電)
<太陽光発電等分散配置型システム技術実証研究(PV+風力+新型蓄電池)>
 今回の研究プロジェクトは、中国甘粛省内の太陽光および風力エネルギー資源が豊富な地域に太陽光発電システム及び風力発電システムに、サイクル用長寿命蓄電池を組み合わせた「自立型ハイブリッド電源システム」を構築し、小規模電力系統(ミニグリッド)に連系して電力を安定的に供給する実証研究を行うものです。
 また、システムを維持運営していくための経済性検討も行います。
 当該研究プロジェクトを通じ、太陽光および風力エネルギー資源が豊富な地域に自立型ハイブリッドが導入され、太陽光発電の普及をはかることができることが期待されます。
(設備概要)
  太陽光パネル: 10kW×10枚
  風車発電機:  10kW×10機
  超寿命蓄電池: 288V×1,000Ah×2台
(ユニコ インターナショナル株式会社)
  代表者: 代表取締役社長  横手 浩敏
  所在地: 東京都中央区築地3丁目5番4号
  主な事業: 海外プロジェクトに関するコンサルティング業務
以上
添付書類
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