プレスリリース

2019年

プレスリリース

鈴与電力株式会社による横浜市の「バーチャルパワープラント(VPP:仮想発電所)構築事業」への参画について

2019年4月3日
電源開発株式会社

当社および鈴与商事株式会社が出資する鈴与電力株式会社は、神奈川県横浜市(市長:林 文子)と2019年4月1日付で蓄電池による電力を含む「電力供給契約」を締結し、横浜市が「横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)事業」の一環として2019年度より展開している「バーチャルパワープラント※1(以下、VPP)構築事業」に参画しました。

横浜市では、2016年度より公民連携の先進的な温暖化対策であるVPP実証事業への取り組みを開始し、2018年度からは実事業として、防災拠点や避難場所に指定された市内の小中学校延べ47校に蓄電池を設置しております。2019年度は、同市港南区、磯子区、金沢区、戸塚区、栄区の小学校12校への蓄電池導入とVPP事業が公示され、合計59校(地点)に拡大されます。

本事業は、電力供給と民間投資による蓄電池を活用したVPPを一括で契約し、対象となる電力需要家におけるエネルギー需給バランスの最適化を図るもので、国庫補助等に頼らない取り組みとなります。
蓄電池群制御システムの活用により、平常時は需給調整(デマンドレスポンス※2)のために利用し、非常時には防災用電力として活用していきます。

※1 高度なエネルギーマネジメント技術により、再生可能エネルギー設備や複数の小規模な蓄電池等を活用し、電力需給をコントロールすることによって、あたかも1つの発電所のように制御すること。

※2 電気の需要量を制御する取組み。卸市場価格の高騰時または系統信頼性の低下時において、電気料金価格の設定またはインセンティブの支払に応じて、需要家側が電力の使用を抑制するよう電力消費パターンを変化させること。

以上

添付書類

本文(PDF:142KB)

2019年度横浜市VPP事業・関係各社概要(PDF:136KB)

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