プレスリリース

2016年

プレスリリース

秋葉第二発電所 一括更新工事の完了・増出力運転の開始について

平成28年5月30日
電源開発株式会社

電源開発株式会社(以下、Jパワー、本社:東京都中央区、社長:北村雅良)は秋葉第二発電所において、平成27年10月より主要設備の一括更新工事を実施してきましたが、このたび法定使用前自主検査を終了し、5月27日(金)より、出力を34,900kWから35,300kWに増出力して運転を開始いたしました。

秋葉第二発電所

水車ランナ吊り込みの様子(平成28年2月)

秋葉第二発電所(静岡県)は、昭和33年の運転開始から50年以上が経過しており、経年により老朽化した機器を更新し、設備信頼度の向上と合理化・省力化を目的として、水車、発電機、主要変圧器等の主要設備の一括更新工事を行っておりました。
工事では、最新の解析・設計技術を用いて水車ランナ羽根形状を改良するなどにより、出力が400kW増加し、35,300 kWとなりました。

これにより、Jパワーが保有する水力発電所の最大出力合計は8,571,070kWとなりました。
Jパワーは、秋葉第一発電所の1号機と2号機についても、今年の10月から水車及び発電機などの一括更新工事により、出力を45,300kWから47,200kWに増加させる計画です。今後もCO2フリーの再生可能エネルギーである、水力発電所の一括更新による増出力運転など、積極的に推進して参ります。

【秋葉第二発電所概要】

  • 所在地:静岡県浜松市
  • 出力:35,300kW
  • 最大使用水量:110㎥/s
  • ダム:秋葉ダム(堤長 273.4m、高さ89m)
  • 運転開始:昭和33年6月

以上

添付書類

本文(PDF:126KB)

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